ビーチバレーの浅尾美和選手（26）が12日、都内で会見を開き、現役からの引退を発表した。
ロンドン五輪出場を逃し、次の目標の国内ツアーの年間チャンピオンもかなわず、「気持ちがぷつりと切れてしまいました」と、引退の理由を挙げた。
13日付の東京中日スポーツ、スポーツニッポン、日刊スポーツ、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ各紙が報じており、涙の会見となり、「今シーズンをもちまして引退をさせていただくことになりました」と、話した。
人気は高かった浅尾選手だが、国内ツアーでの優勝はなかった。そのギャップに、一時は笑顔も消え、「1度は引退も考えた」といい、会見でも、 「タイトルを取ったわけでもない私が、記者会見を開いて申し訳ない。ここにいていいのかな、という気持ちもある」と、心境を語る。
また、現在交際中の男性がいることも告白し、「私にとって大切だと思える人はいる。近々そういう（結婚）ふうになるかもしれないが、そのときは私からしっかりご報告させていただく」と、明かした。
今後については、ビーチバレーだけでなく、好きなランニングを生かしたスポーツ全般の仕事を模索しているという。
