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【ソチ五輪】カーリング女子、中国を8-5で撃破!準決勝進出をかけて深夜0時からスウェーデン戦

カーリング日本女子代表(北海道銀行)が、17日に行われた「カーリング 女子・予選リーグ」(アイスキューブカーリングセンター)の第8戦となる中国戦に挑み、8-5で撃破し、予選突破をかけて最終戦に挑む。

 昨日、強豪スイスを撃破し3勝4敗とした。勢いにのりたい日本は、現在、予選リーグ3位の中国(4勝3敗)と対戦。予選突破(5勝が目安か)に向けて、負けられない一戦。

 リード:苫米地美智子選手(34=北海道リース)、セカンド:吉田知那美選手(22)、サード:船山弓枝選手(35)、スキップ:小笠原歩選手(35)と、昨日と同じメンバーで挑む。

 船山選手のショットが不調なのを最後のスキップ小笠原選手がナイスショットを連発。ギリギリのところで、しのいでイーブン。3-2と日本リードで迎えた中国後攻の第4エンド。中国は最終投。日本と中国のナンバー・ワンストーンが同じような位置にあり、中国は自分のほうがナンバー・ワンストーンと判断。

 中国は、2点取るショットを選択し、これを決めるも、日本側は計測を要求。その結果、ナンバー・ツーストーンは日本と判断され、中国の得点は1点にとどまり3-3。日本にとってはラッキーな形となる。

 続く、第5エンドは後攻の日本。ここをキッチリと2点確保し、5-3とする。その後、お互いの後攻のエンドを1点ずつに抑え、6-5と日本リードで迎えた日本が後攻の第9エンド。スキップ小笠原選手の1投目。ハウス(円)の中心近くに中国のナンバー・ワンも含めてストーンが2つ。日本のストーンが1つ。

 ここで日本はタイムアウトを取り、コーチと作戦を確認する。日本は中国のストーン2つを弾くショットを選択。小笠原選手の1投はストーンを1つ弾くにとどまる。その後、中国がナンバー・ワンストーンを作って小笠原の2投目。小笠原はラストショットでナンバー・ワンを奪取。

 ナンバー・ツーのストーンを巡って、中国が計測を要求。結果は、ナンバー・ツーは日本と判断され、日本が2点を獲得し8-5と3点リードで最終エンドへ。

 第10エンド後攻の中国は、2点以上取るために、ハウス内にストーンをためるために、ガードのストーンを置いていく。ハウス内にストーンをためたくない日本は、これをひとつひとつ弾いていく。最後、小笠原選手の2投目は、ダブルテイクショットとなり、中国のストーンをハウス内から2つ出す。ハウス内に中国のストーンがなくなったため、中国は最終投を投げることなく、試合終了。

 これで、日本と中国が4勝4敗の4位でならび、最後の試合に準決勝進出かける。

 8試合までを終えた予選リーグの順位表は、1位のカナダが8戦全勝で準決勝進出。2位のスウェーデンが6勝2敗で準決勝進出。3位イギリスが5勝3敗。4位が日本、中国、スイスで4勝4敗。(予選突破の可能性がある順位まで)

 日本は、今夜0時から、予選突破を果たしているスウェーデン戦。中国は同じ4位のスイス戦を残している。この大戦がどう影響するか。

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