【川崎市】レスリング文田健一郎選手、4年後のロス五輪を目指す「モチベーションになる」と会いたい人物とは…

【川崎市】レスリング文田健一郎選手、4年後のロス五輪を目指す「モチベーションになる」と会いたい人物とは…

【川崎市】レスリング文田健一郎選手、4年後のロス五輪を目指す「モチベーションになる」と会いたい人物とは…

 パリ2024オリンピック競技大会でメダルを獲得した川崎市にゆかりのある文田健一郎選手(レスリング男子 グレコローマンスタイル60kg)が9月20日川崎市役所本庁舎で行われた、スポーツ特別賞贈呈式に出席した。
 ほかに平野美宇選手(卓球女子団体)、張本美和選手(卓球女子団体)の2選手も出席した。
 ※受賞選手のうち、ブレイキン女子 AMI(湯浅 亜実)選手は、海外遠征中のため欠席した。

 (取材・撮影:伊藤直樹©ニュースラウンジ)

【川崎市】レスリング文田健一郎選手、4年後のロス五輪を目指す「モチベーションになる」と会いたい人物とは…

 囲み取材が始まる前、3人はメダルを見せ合い何やらヒソヒソと…。「これぐらいめっちゃ綺麗だった」「真ん中めっちゃボロボロ」「確かに銅メダルすこい(ボロボロたせ)よね」などと、話題になっているメダルの劣化について3人がメダルを見せ合いながら話していた様子だったが、正式に始まると、「素敵なメダルだねと。 言い合ってたんですけど」と、笑いを取る文田選手。

 そんな和やかな雰囲気の中、スポーツ特別賞受賞についての感想を聞かれると、
文田選手「もうすごく光栄ですし、なかなかない組み合わせというか、あまり他の競技の方とあんまり関わりがないので、すごい貴重な経験でした。川崎にゆかりのあるアスリートということで、なんかすごい意外な繋がりだったなって思ってます」

 川崎の推しスポットについては
 文田選手「もうめちゃくちゃすごくこう、僕の中ではすごく大きいんですけど、鷺沼に『カッパーク鷺沼』(川崎市宮前区土橋3丁目1−1)ってあるんですけど、そのカッパークが僕の推しスポット。実際噴水もあったり、すごく広いんです。僕の地元山梨だったらあったような、広い原っぱみたいなところが、どうしても都内に近くなればなるほど少なくなってくんですけど、カッパークは本当に僕の地元みたい。子供を解き放っても不安じゃないみたいな、どこまでも行っておいでみたいな、その公園があって、そこはすごくのびのび子供を放てるので、夏も冬もよく行ってます」

 今日いただいた賞金10万円の使い道について
 文田選手「うわ、なんかなかなか難しい質問ですけど、僕は少し川崎の上の方、多摩寄りの方なので、川崎の都会の方に来る機会がすごく少なく、先ほどおっしゃられたラゾーナ川崎とかも行ったことは何度かあるぐらいなので、ちょっとそこらへんで、本当に美味しい焼肉とかラーメンを(平野選手や張本選手に)教えてもらって、食べに行きたいなって思ってます。よろしくお願いします」

【川崎市】レスリング文田健一郎選手、4年後のロス五輪を目指す「モチベーションになる」と会いたい人物とは…

 川崎市とはどのような町ですか。
 文田選手「本当に僕の率直な感想というか、川崎はすごく細長いので、都会なところもあれば、もっともっと上に行くと自然が豊かだったり、いろんなスポットがあって、すごくたくさんの側面があって、本当に子育てもしやすいですし、ずっとずっと居たいなと。もう率直にすごくいいところだなって。僕は都内に入っちゃうと少し息苦しく感じるところもあるので、すごくバランスの取れた過ごしやすいところだなって思います」

 あらため今後の目標を。
 文田選手「周りからはすごく2連覇っていう風に言われるんですけど、僕の中ではまだモチベーションも整ってないし、まだ活動も再開してないので、あえて2連覇とかロスっていう明言は避けていて。ただ、レスリングやめる気もないですし、もっともっと自分のレスリングを伸ばせると思うし、そういうなんか自分の最大の目標を叶えた競技人生っていうのを存分に味わいながら、もっと自分を傍観者の1人として、レスリングに対する向き合い方がどう変わっていくのかを楽しみにしながら、競技人生を歩んでいきたいなって思ってます」

 取材があった19日(日本時間20日)といえば、ドジャースの大谷翔平選手がメジャー史上初の「50本塁打、50盗塁の50―50(フィフティ・フィフティ)」を越え、「51本塁打、51盗塁の51―51(フィフティワン・フィフティワン)」を達成した日。
 そこで、大谷選手と交流とかありますか? どういう風な感想を持ってらっしゃるのか? また、4年後のロス五輪、大谷選手はすごく前向きな気持ちを持っているということを表明しているが、どう感じていますか?

 文田選手「ロス五輪に出場したら会えるかもしれないってことですね。それはちょっとモチベーションになるかな」と、先ほどまでの慎重な言葉選びとは違い、テンション縛上がりで、子供のようにパッと明るい笑顔で声のトーンを一つ上げ即答して笑いを誘い、「すごいしか出てこないぐらいすごい人なので、ほんとに単純にファンというか、(僕も)出れるなら、(大谷選手に)会えるんだったらちょっと出たいなって思っちゃいますね、やっぱり」と、素直な感想に笑いが続いていた。

 【関連記事】
 【川崎市】パリ五輪メダリスト文田健一郎選手、平野美宇選手、張本美和選手が川崎市スポーツ特別賞
 【川崎市】卓球・平野美宇選手、「私は非公開です」と即答して場内を爆笑させた質問は…
 【川崎市】卓球・張本美和選手、ラゾーナ川崎が推しスポット!夜の工業地帯がすごく綺麗

【川崎市】レスリング文田健一郎選手、4年後のロス五輪を目指す「モチベーションになる」と会いたい人物とは…

広告