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長嶋茂雄さんと松井秀喜さん国民栄誉賞授与式に大歓声!始球式では師弟対決も

 巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(77)と巨人や米大リーグのヤンキースなどで活躍した松井秀喜さん(38)への国民栄誉賞授与式が5日、東京ドームで巨人-広島の試合前に行われた。

 松井さんは巨人の背番号『55』のユニホームで東京ドームに立ち、長嶋監督との始球式に臨んだ。打席に立った長嶋監督への松井さんの投球は内角高めで、長嶋氏は左手一本でバットを大きく空振りした。松井さんは「監督が打つという殺気を感じていた。常にインハイを練習させられていたので同じところに投げた」と振り返った。

 6日付のスポーツニッポン、サンケイスポーツ、日刊スポーツ、スポーツ報知、デイリースポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、国民栄誉賞授与式前の引退セレモニーでは、松井さんは「もう二度とここに戻ることを許されないと思っていた。感激で胸がいっぱい」と言葉を詰まらせる。長嶋監督と同じ舞台にいることを何よりも喜び「人生の師匠。ご恩は生涯忘れることはありません」と、語ると集まったファンからは大歓声が起こった。

 そして、国民栄誉賞授与式で長嶋監督は元気な声で「ファンのみなさま、本当にありがとうございます」と、あいさつ。過去に国民栄誉賞を受賞した王貞治、衣笠祥雄の両氏も出席し、花束を手渡した。長嶋監督、松井さんは東京ドームを埋め尽くしたファンの祝福に手を振って応えていた。

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