タレント・森泉（29）が22日、東京都中央区のスワロフスキー銀座で行われた映画『白雪姫と鏡の女王』（監督：ターセム・シン／配給：ギャガ）の劇中で、女優のジュリア・ロバーツ（44）演じる女王が着用した10万粒以上の20色近いカラフルなSWAROVSKI ELEMENTSでキラキラと輝く、豪華絢爛なドレス2着の展示会プレオープニングイベントに登場した。
同映画は、名作・『白雪姫』が全く新しいロマンティック・ファンタジーとして生まれ変わったジュリア・ロバーツ主演の話題作。かしこカワイイ新時代のプリンセスVS 毒舌アラフォー女王。マッチョ系草食男子の王子様を取り合う、おとぎの国のバトルムービー。
森は、「見ましたよ。チョー楽しかった。面白くて、絵もキレイ。笑いもあって、悲しくなるシーンもあって好きでした。特にパーティーシーンの衣装は、止めて、1個1個見た。興奮するぐらいのシーン」と、衣装にも刺激を受けたようで、会場に展示されているジュリア・ロバーツが着用した仮面舞踏会用ドレスと白いウエディングドレスを前に、「赤も素敵だけど白もいい。ウエディングドレスがいろんな意味でいいかな。着たいですね」と、モデルの血が騒いでハイテンション。
わがままな女王様と天真爛漫な白雪どっち？と聞かれると、「女王様は意地悪でわがままなんだけど憎めない。愛着がある。好きになっちゃうんだよね。私は女王様かな、皮肉なところ」と、自身に共通する部分で共感した。
黒いミニのドレスにSWAROVSKIのジュエリーを身に着けて登場した森は、ゴージャスなネックレスについて、「いい意味で毒リンゴっぽくないですか。パンクな感じの赤と黒。よく見ると星のマークが散りばめられている。甘くなりすぎない色で感じがでているので、舞踏会に紛れ込んでもわからないかな」と、独特の表現で語った。
森は、ファッションデザイナーの森英恵さんの孫娘。自らもバッグのデザインを手掛けているため、衣装をデザインするならと聞かれ、「（映画の女王は）ワガママだから、私がデザインしたドレスは着てくれるかな？」と苦笑いしつつ、「プリンセスと女王様はドレッシーなのが多いので、パンツスタイルあってもいいかな。色はハデにしたいな。南の島風」と、斬新なアイデアを披露した。
また、ハチの針を使ったユニークな女王様のエステシーンが出てくるが、森は「ハチの針を刺すのはいいアイデア。ちょっと痛いぐらいでも、美とファッションは追及したい」と、興味深げ。森自身もエステにはよく通うそうで、「オンナ度上げてくれるかなとちょくちょく行く。運動するよりは楽にキレイになれる方を選びがち」と、語った。
女性にとっての理想の男性像、王子様象を問われると、「弱い王子様がかえって面白い。現状、女性がたくましく、強く、“自分の身は自分で守るよ”と言うのは、かっこいいけど、私は守ってほしい。（弱い王子様でも）精神的な支えになっているからそれでもいいけど、やっぱり王子様には、ドラゴンとかに襲われている時は戦ってほしいなぁ。たくましい女性が多いので、現代にあった映画だな」と、恋愛観を語った。
森は、展示されている衣装を見比べて、「結婚願望ないけど、いつか、そのうち。王子様いるはずだよ、どっかに。まだいいかな」と、まだまだ結婚する気はないようで、「（恋愛）バトルもないねぇ。譲っちゃうタイプだから。男としてキメる人がいいよね」と、自身の恋愛と。
映画のストーリーは、18歳になった若くて美しい白雪姫は、宝石やドレスが大好きな毒舌ワガママ女王と城で2人暮らし。年下王子と結婚を企むワガママ女王に目の敵にされ、ある日森へと追放される。助けられた7人の森のギャング団に仲間入りをした白雪姫は、知恵と戦術を身に付け、王子を取り返すために、史上最強のワガママ女王へと挑戦状を叩きつける。
同ドレスは、『ドラキュラ』（1992）でアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞するなど、国際的に活躍し、1月に死去したアートディレクターで、デザイナーの石岡瑛子さんの遺作で、日本初お披露目。9月23日まで公開される。
映画は、9月14日より全国公開予定。
