俳優で歌手・菅田将暉(26)が14日、『第70回NHK紅白歌合戦』出場歌手となったことが発表され、同日東京・渋谷のNHKで開かれた会見でコメントを寄せた。
菅田は俳優業のかたわら、出演作品の役として歌唱もしていたが、2017年にソロ歌手としてデビュー。今年7月には2ndアルバム『LOVE』を発売し、20万人応募の中から抽選で1万人を動員したライブツアーも敢行し、大盛況のうちに完走もしている。
会場では菅田の動画メッセージが流されることに。
「こんにちは、菅田将暉です!本日、舞台本番中のため、記者会見には出席できませんでしたが、紅白歌合戦に初めて出場させて頂きます。よろしくお願いします」
「今年は全国ツアーをさせて頂いたりと、あらためて、音楽を届ける楽しさをすごく感じた1年でした。大晦日には全国、そして世界中に歌を聴いてもらえるということで、精いっぱい自分なりに歌いなと思います。どうぞよろしくお願いします」
終了後には加藤英明チーフプロデューサーの囲み会見が開催。菅田の選出について「実はもう去年の石崎ひゅーいさんの楽曲『さよならエレジー』のころからわれわれとしてはすごい俳優さんでありながら、アーティストとしても素晴らしい実績を残されている方が現れたなと注目していました。今年は、米津玄師さんがプロデュースされた『まちがいさがし』という曲がヒットされたということもあって、満を持してのご出演かなと思っています。誰よりも今年のご活躍が顕著な俳優さんでありミュージシャンかなと思っております」とのことだった。
さらに、加藤チーフプロデューサーへ、『まちがいさがし』の話題も出たことから米津の出演は今年もあるのかという質問もあったが「本日発表された方についての交渉の具体的な内容は控えさせて頂きたいですが……去年あれだけインパクトのあるシーンを残して頂いたので、みなさんの期待がより高まれば選考させて頂くこともあるかもしれません。ですが、現時点では個別のアーティストについてのご返答は差し控えさせてください」と、コメントしていた。