日本最大級のファッションと音楽のイベント「Girls Award 2012 SPRING／SUMMER」が26日、東京国立代々木競技場第一体育館で開催され、K-POP5人組ガールズグループ『Wonder Girls』が、今年7月の日本デビューに先駆けて登場。ダンスパフォーマンスと歌で3万1000人の客席を盛り上げた。
同グループは、07年2月にデビューし、『Tell Me』が大ヒット。韓国のアイドルブームの火付け役となったほか、韓国人で初めて全米チャート入りし、ミュージックビデオはYouTubeで１億回流れるなど、世界で活躍するスーパーユニット。ソネ（22）、イェウン（22）、ユビン（23）、ソヒ（19）、ヘリム（19）の5人組。
これまで日本での活動はしてこなかったが、日本進出を発表してから初のパフォーマンスとなった。同グループは、レトロ風の音楽とファッションを特徴とするが、この日は、黒を基調とした、ボディラインもあらわなセクシーなミニ衣装で、大ヒット曲の『Nobody』と『Be My Baby』を披露した。
7月25日にミニアルバム『Nobody For Everybody』で、正式に日本デビューする。
また、オープニングアクトとしてK-POP5人組ボーイズグループ『CODE-V（コードブイ）』が登場。『Addiction～君なしには、生きられない』を熱唱。派手さはないが、洗練されたダンスと5人それぞれがメインボーカルと言えるほど歌唱力が抜群。力強いパフォーマンスで魅了した。
「こんにちは、僕らはCODE-Vです」と、手でVサインを作りながらあいさつ。「このようなすばらしいショーに参加できてうれしい」というと、ナロ（25）、サンウ（26）、ジェウォン（23）、ソル（25）、ルイ（25）が自己紹介。続いて、メジャーデビューシングルの新曲『君がくれたもの』（5月30日発売）のさわり部分をアカペラで披露。実力を示した。
さらに、K-POPから8人組ガールズグループ『AFTERSCHOOL』のカヒ、ジョンア、ジュヨン、ナナがモデルとして参加。また、人気グループ『JYJ』のメンバーであるジュンス（25）の双子の兄であるJUNO（25）がMC初挑戦した。
そつない日本語で、フジテレビアナウンサーの松村未央、山崎夕貴女子たちや日本のモデルたちと、トークをしながら、無難に進行した。
ただ、お笑いコンビ『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳（38）率いるヴィジュアル系バンド『jealkb』のステージの後には、「歌いたいなぁ…」と、ミュージシャンの地が騒ぐのか羨ましそう。そして、「『がっこいけ（学校行け）』と（敦がシャウトすると）、みなさん一緒に『いけいけ（行け行け）』したじゃないですか。自分も勉強になりました」と、アーティスト目線で、観客の乗せ方やパフォーマンスの仕方を吸収していた。
