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Roselia初の日本武道館単独ライブで世界観見せる!メンバー5人が思い思いのメッセージも

Roselia初の日本武道館単独ライブで世界観見せる!メンバー5人が思い思いのメッセージも
Roseliaが初の日本武道館公演を盛況のうちに終わらせた

 ライブイベント『「BanG Dream! 7th☆LIVE」DAY1:Roselia 「Hitze」』が2月21日、東京・日本武道館で開かれ、5人組ガールズバンド『Roselia』のボーカル担当で湊友希那役・相羽あいな、ギター担当で氷川紗夜役・工藤晴香、ベース担当の今井リサ役・中島由貴、ドラム担当の宇田川あこ役・櫻川めぐ、キーボード担当の白金燐子役・志崎樺音が全15曲で大入り満員の観客達を熱狂させた。

 『BanG Dream!(バンドリ!)』とは、アニメ、ゲーム、コミック、声優によるリアルライブなどさまざまなメディアミックスを展開するガールズバンドプロジェクト。実際にアニメやゲームに出演しているキャストが、楽器を演奏してライブをしたりと、キャラクターとリアルライブがリンクしており、どのメディアでも、コンテンツの持つ雰囲気そのままに楽しめることが特徴だ。今回ライブをする『Roselia(ロゼリア)』は、2017年から本格的な活動をスタートさせ、現在8枚のシングルをリリース、単独ライブも4度開催しており、その世界観とライブに魅入られるファンも多い。

 会場アリーナ中央に円形のステージと、その北側には花道が設置され、360度どこからでもメンバーたちが見えるものに。開演時間になると、暗転した円形ステージの中央に『Roselia』のロゴにも入っている薔薇があしらわれた入り口が現れ、そこからキャストたちが登場し、楽器の前にスタンバイ。

 そのまま、1曲目の『BRAVE JEWEL』でライブを幕開け!アニメーションPVも上部の大スクリーンに映し出される中、パワフルな歌唱を見せ、これに集まったファンたちも全力の声で応え、場内のヴォルテージを一気に最高潮へ叩き込む。続く『R』では、観客がレスポンスを入れられる曲にもなっているということで「Shooting!」や「Shout Out!」といった声も加わり場内は『Roselia』の世界観に包まれた。

 MCでは、友希那が、「とうとう来たわね、日本武道館」と、クールながらも万感といった思いを伝えると、対称的にリサは少し詰まるような感じで「緊張してないよ」と、伝えて笑いを誘う。その後も客席とコール&レスポンスを楽しんだり、ライブの注意事項を伝えたりと、初日本武道館とは思えないほどの堂々たるトーク回しを見せた。

 カバーコーナーでは『魂のルフラン』、ライブでは初となる『残酷な天使のテーゼ』を披露。『残酷な天使のテーゼ』は初披露ということで友希那が、「みんな一緒に盛り上げて」と呼びかけたり、リサと肩を組んでの歌唱があったりと、観客達の視線を釘付け。

 中盤は『Sanctuary』での友希那の魂の叫びと感じられるほどの大声量での熱唱、『陽だまりロードナイト』では、オレンジのサイリウムで場内が染め上げられるなか、夕日の映像を挟んで友希那とリサが向かい合ってパフォーマンスをするエモーショナルな演出、『Determination Symphony』では、紗夜のギターがクローズアップされる演奏も。

 ほかにもMCで、『Roselia』結成までの思い出を語ったり、あこが「(ファンの)みんなも楽しそうで、嬉しくなるね!」と、客席のファンたちの表情を見て手応えを感じたり、友希那の意外なチャーミングな素顔がチラリと覗く瞬間があったり、生バンドならではのマイクスタンドのハプニングがあったりと盛りだくさん。終盤には、楽曲『BLACK SHOUT』、『LOUDER』とキラーチューン連発で畳み掛け、アンコール前ラストはスローのバラードソング『Safe and Sound』で歌声を場内に響かせた。

 アンコール前にはライブ中に流れた映像の抱腹絶倒な舞台裏映像が上映。キャスト陣の素顔がたっぷり感じられ、ところどころで爆笑が巻き起こるなど和気あいあい。そんなアンコール明けにはライブTシャツにお色直ししたキャスト陣が、『Re:birth day』、『熱色スターマイン』を歌唱。そして、『Roselia』の1番のファンという立ち位置で、ここからはキャスト自身として1人1人メッセージを寄せていく。

 志崎は「楽しくライブをすることができて幸せです!」と、満面の笑みを見せれば、櫻川はパフォーマンスでスティックをうまくさばけていなかったことを反省しつつ「『Roselia』は最初のライブから限界を超えてきているので、もっと限界を超えられるように」と、前向きなコメント。中島は「(お客さん)みんなと距離が近かったです!こんな素敵な景色を見せてくださってありがとうございます!」と、ファンに感謝。

 工藤はこれまでの2年間の活動へ思いを馳せつつ「日本武道館のステージに立てて嬉しかったです」とお礼し、相羽は「メンバーのみんなと大切な1分1秒を過ごせました」と、メンバーたちを見回し、思いを込めた。

 そしてメンバーたちは感動の雰囲気が場内を包む中、花道を退場し、終演を迎えた……かのように見えたが、途中で相羽が再び友希那として再び、キャラクターとしてメンバーたちの名前をコールしてステージに戻ると、本当のラスト曲『Neo-Aspect』を熱唱。曲の終盤はファンたちの声も自然と重なる一体感が生まれ、演奏が終わると万雷の拍手が送られるなかメンバーたちはステージを降りた。なお、その後は、映像演出の際に罰ゲームを言い渡された相羽が影ナレーションを務め、観客達を“お見送り”して笑いを誘うなど、余韻も残していた。

 また、この日の大発表もあり、『Roselia』が今年8月3、4日の2DAYSで野外ステージとなる富士急ハイランド・コニーファーフォレストにて、単独ライブをすることもアナウンスされこちらも大歓声が起こっていた。

 ※記事内画像は(C)BanG Dream! Project (C)Craft Egg Inc. (C)bushiroad All Rights Reserved.

 ■セットリスト
 M1:BRAVE JEWEL
 M2:R
 M3:魂のルフラン
 M4:残酷な天使のテーゼ
 M5:ONENESS
 M6:Sanctuary
 M7:陽だまりロードナイト
 M8:Determination Symphony
 M9:軌跡
 M10:BLACK SHOUT
 M11:LOUDER
 M12:Safe and Sound

 EN1:Re:birth day
 EN2:熱色スターマイン
 EN3:Neo-Aspect

Roselia初の日本武道館単独ライブで世界観見せる!メンバー5人が思い思いのメッセージも

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