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前田五郎 中田カウス宅脅迫文事件2審も敗訴に

 吉本興業所属の漫才師・中田カウス(63)宅に脅迫文が郵送された事件で、「犯人扱いされ仕事を奪われた」として、漫才師・前田五郎(70)が、同社などに計5000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は21日、1審に続き請求を退けた。

 前坂光雄裁判長は、前田が犯人とする週刊誌などの記事で、吉本側が周囲が混乱する可能性を事前に伝え、前田側も休養に同意したと認定。

 22日付の日刊スポーツ、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、前坂裁判長は「原告の意向を無視して、活動休止を決めたと認める証拠はない」と、1審大阪地裁判決の判断を追認した。

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