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竹島入り韓国俳優主演ドラマが放送延期

 日韓が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)への水泳リレーによる上陸を目指していた韓国俳優ソン・イルグク(40)らが15日午前、竹島付近に到着したことを受け、同日、日本テレビ系のBS日テレとテレビ東京系のBSジャパンは同日、ソンが主演したドラマの放送を見合わせると発表した。

 ソンのほか、歌手キム・ジャンフン(47)、体育大学の水泳部の学生ら約40人らは13日に韓国東部蔚珍の海岸を出発したといい、約220キロの距離を約49時間かけて交代で泳いで、竹島付近に到着したとみられるという。韓国メディアによると15日午前、竹島に接近。波が高く、同行した船は接岸できず、大学生2人が代表して泳いで島に上陸したとのこと。

 16日付のスポーツニッポン、東京中日スポーツ、デイリースポーツ、スポーツ報知、日刊スポーツ、サンケイスポーツ各紙が報じており、ソンが出演し、2010年に制作され今月21日から放送予定だったドラマ『神と呼ばれた男』(BS日テレ)は放送延期を発表。別の俳優が主演している韓流ドラマ『夜叉―ヤチャ―』に差し替えるとしている。同局広報部は「編成上の理由で別の韓流ドラマの再放送を優先した」と説明している。

 一方、BSジャパンは11年に制作された最新作『強力班』の延期を発表。同局は「諸般の状況にかんがみ、視聴者の意見も参考に検討した結果、見合わせることにした」とコメントしている。

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