全国から女性アイドルグループが集結したライブイベント『SUMMER FESTIVAL WATER7 2012 @yokohama』が7月31日、神奈川・横浜BLITZで開催され、トリを務めた愛媛のアイドルグループ『ひめキュンフルーツ缶』が、アイドルとしては異色のボーダー柄の衣装で魅了した。
ひめキュンは、ステージでは、「ワタシダイイチキボウ」、「ストロベリーKISS」、「あれ？アレ!!天国」、「愛.my COLOR」、「恋が止まらない」の5曲を披露。終演後、奥村真友里(16)、岡本真依(15)、谷尾桜子(20)、河野穂乃花(17)、菊原結里亜(15)のメンバー5人が、Tシャツ、デニムパンツ姿でインタビューに答えてくれた。
『MINTIAガール愛媛代表』で、人気メンバーの奥村は、「高校1年生です。虎、ヒョウとか動物が大好きです」と、元気いっぱいに挨拶。センターを務め、この日のステージでも、ソロ曲「あれ？アレ!!天国」で、存在感を見せつけた岡本だったが、インタビューでは控えめ。なかなか話してくれない本人のそばで、他のメンバーが「センターです！」「頼りになります！」と代わりに(？)自己紹介してくれた。
メンバー最年長でリーダーの谷尾が、「歌とダンスが好きです。ハロプロをはじめアイドル、K-POPも好きです」と、ハキハキした口調で話すと、河野は「お菓子作りが趣味です」と、乙女な部分をのぞかせる。メンバー最年少の菊原は、「中学3年生です。夏バテで前よりは食べてないけど、食べることが好きです」と、周囲を和ませた。
愛媛・松山市を拠点とするひめキュンだが、地元での活動を聞いてみると、「商店街やお祭りでもライブを行っています」という返答が。奥村が「とくにお祭りは、去年いっぱい行きましたね。今年は東京とか遠征が多いので、またお祭りに行きたい」と思いを馳せると、谷尾が「坊ちゃん団子がオススメですよ！」と、地元の銘菓をアピールした。
この日のステージでは、愛媛から足を運ぶ熱狂的なファンもいたが、逆に東京から愛媛に向かうというファンがいることも、ひめキュンの強み。そんな東京のファンが、ひめキュンのために愛媛に向かったはいいが、宿泊する宿がないという噂話があったため、そのことについて聞いてみると、メンバーは「いや、普通にちゃんとホテルありますよ～！」と否定していた。
トリの重責を果たしたライブについては、奥村が「大きいステージだったので、凄い緊張した。他のアイドルさんのファンとかいっぱいいるから、アウェーな感じだったけど、楽しかったです」、岡本が「他のアイドルさんのファンもいたので、はじめましての方も多かったけど、みなさんワイワイやってくれて、楽しくできました」と、それぞれ感想を。
河野は「昨日(7月30日)初めてファンの人に披露した曲とかもやったので、凄い緊張したけど、出番前ずっと練習してたので、頑張りました」、菊原は「アルバムが8月1日発売なので、きょう見に来た人たちが買ってくれたらいい」と、ともに記念すべき1stアルバム『恋愛ミラクル!!』購入を呼びかけた。
リーダーの谷尾は、「横浜BLITZは大きい会場。今度はワンマンでできるように頑張りたい」と、目標を高く掲げる。
最後に「ひめキュンが他のアイドルに負けないところは？」と質問をぶつけると、谷尾が「会場を巻き込んで、熱いライブにする自信があります！」と、自信満々に返答。さらに谷尾が「アイドルとか偏見持たずに、歌と踊りを見てもらって好きになってほしい」と続けると、河野も「曲も凄くいいし、ダンスもかっこいいので、アイドルっぽくない感じがいい」と、新規ファン獲得に向けてコメントした。
メンバー総出演の映画『へっぽこエスパーなごみ！』も、8月4日より愛媛で先行公開され、その後順次全国公開される。
