フィギュアスケーター・浅田真央選手（24）と元フィギュアスケーターでスポーツキャスター・浅田舞（26）姉妹が2月28日、愛知・名古屋の日本ガイシアリーナ・アイスリンクで『LOTTE フィギュアスケート教室』に登場した。
本スケート教室は、ロッテのキャンペーンに応募した中から小学生約100人が選出。特別コーチの真央選手とゲストコーチの舞の姉妹コーチからレッスンを受けられるというもの。
参加者の中には、初めてスケートに挑戦するという子どもたちも多く、期待と不安の表情を浮かべる子も。2人の指導のもとストレッチを終えると、真央選手からスパイラル、Y字スピン、ビールマンスピンを披露し、真央選手が「みんなも一度は見たことある技じゃないかな」と話すと、すかさず舞が「じゃあ今日はみんな、これに挑戦しようか！（笑）」と、冗談の“無茶ぶり”で笑いをとり小学生たちの緊張をほぐすという姉妹で息の合った“コンビネーション”を見せた。
小学生低学年の子供に前進歩行を教えるパートでは、なかなか上手くできない子どもの手を取ってあげたり、肩を支えてあげたりと終始笑顔で指導。参加者と触れ合い指導役を楽しむ真央選手と舞の姿が。レッスンの途中、思うように滑れなかった女の子に真央選手が「もう少しだけ頑張れる？最後だから頑張ろう！」と、スケート教室を最後まで参加できるよう励ますなど、和気あいあいな光景が繰り広げられた。
レッスン終了後は、2人から参加者へロッテのお菓子と記念撮影のプレゼント。最後に、舞から「みんなが楽しそうに滑っている笑顔がすごくうれしかったです」とコメントすると、真央選手からは「みんな、またぜひ家族みんなでスケートを滑りに来てくださいね！」と、メッセージを。一方の参加した子どもたちは、「前にスケートをしたことはあったけど、前より滑れるようになって嬉しかった！」「最初怖かったけど、怖くなくなった！スケートが楽しいことがわかったからこれからもやりたい！」と、好評だった。
すべてのプログラムが終了し、2人に感想を尋ねると、真央選手は「すごくみんな可愛くて。初めて滑る子も多かったんですけど、みんな成長するのが早くて、いろんな技を教えるのが楽しかったです。みんなすごい積極的で、次に次にってチャレンジしたい気持ちが私たちも教えててわかったので、どんどんいろんな新しいことを教えることができて良かったです」と、教える楽しみがあったそう。
そこで、指導者として今後やる可能性を問うと、舞は、「今までこうやって姉妹でスケート教室をすることは少なかったんですけど、最近ちょっとずつやり始めてすごい楽しいので、これからもこういう機会があれば嬉しいなって思います」と、意欲的。一方の真央選手には、舞とどちらが指導者に向いているかと尋ねると、「自分がそんなに今までスケート教室とかやったことがなく最近やり始めたのでまだわかんないですね。でも、子供が好きなのですごいいつも楽しみです」と、返答していた。
そんなスケート教室の点数をつけるなら、舞は、「あまりにも子供たちが元気過ぎて汗だくになっちゃったので、先生としてはもうちょっと体力をつけないといけないなと思いました（笑）。でも、私自身もすごく楽しかったので100点かなと思います」と、自信を見せ、真央選手も「私も100点です」と、うなず姿が。
最後に、2人の今後の目標について、舞は、「昨年からスケート教室をやったり子どもに教える機会が増えてそれが本当に楽しくて、これからもフィギュアスケートを通じて子供たちに触れ合ったり、フィギュアスケートの楽しさを伝えていきたいです」と、意欲を見せると、真央選手は、「方向性がちゃんとしっかりしたら、目標もしっかり持ってやっていくと思いますが、今はどの方向に行くかをしっかり考えていきたいなと思っています」とのみ語り明言はしなかった。
