MLB（Major League Baseball）『ロサンゼルス・ドジャース』のムーキー・ベッツ選手が1月21日都内で行われた伊藤園の「『お～いお茶』×『大谷翔平』新プロジェクト、MLB/MLB東京シリーズ/LAドジャースとの新契約発表会」にサプライズで登場した。
（取材・撮影：伊藤直樹©ニュースラウンジ）
ワールドシリーズ優勝した昨年度を振り返って、ベッツ選手は、「本当に素晴らしい一年でした。勝てたということは本当にありがたいことなのですが、それだけでなく（大谷）翔平のことも知ることができたし、本当に特別な一年だったと思います」とあいさつ。
昨年、チームメイトとなった大谷選手の活躍を聞かれると、「それを説明するような言葉があるかどうか、ちょっと分かりませんね。というのも、翔平の業績っていうのは、もう本当にアメリカに来て以来すごいもんですよ。野球っていうのはクールだけど、彼のことを知るようになって、本当に特別だなっていう感じがしました。彼は落ち着いていて本当にクールなんだけど、いっぱい冗談も飛ばすんですよ」と笑顔で話した。
大谷選手との関係性は、「できるだけオープンに仲良くして、いろんなことを話したいなっていう風に思っています。彼は投げることもできるし、打つこともできるということで、もう本当に忙しいんですけれども。いろんな話をして冗談を言って廊下を大笑いしながら一緒に歩いたり、すごい良い関係です」と語った。
3月18日と19日の2日間、東京ドームで開催されるMLB WORLD TOUR TOKYO SERIES Presented by GUGGENHEIMが行われるが、MLB東京シリーズに向けての意気込みを聞かれたベッツ選手は、「とってもワクワクしていますよね。まあ、日本に来て数日、日本の街を歩いたり、文化を見ることができて、本当に素晴らしいです。食べ物もとっても美味しいです。まずお寿司ですとか、和牛はあまり食べたことなかったんですけれども、日本に今回きて、もっといろんなものを試してみたいなと思っています。そして、この情熱あふれるたくさんのファンがいる場所で、野球をプレーできることも、本当にうれしく思っています」
大谷選手の活躍を期待は、「東京シリーズでということですよね。2試合あるわけですが、ホームラン3本、そして二塁打1本、シングルヒット1本。ホームランは誰にもできないぐらいの本塁打を3本というのが私の期待です」と述べた。
あらためて大谷翔平選手があのどんな存在なのか問われると、「いやー、翔平さんのプレゼンス！まあ彼は、なんか神様みたいですよね。あちらこちら出歩くと、もうみんな止まって写真撮ったり、思わず彼を見つめたり。クラブハウスに彼がいるっていうことはとっても重要なんです。例えば、ワールドシリーズ中に彼肩を痛めましたよね。その時、本当にベストのことができるんじゃない？できないんじゃないかという心配もあったと思うんだけれども、でも全然そんなことを見せずに、ちゃんとプレーをして、私たちみんなの助けになった。それが彼の、彼であるゆえんであり、それからまた勝つっていうことをとっても重要視しているのが彼だということです。彼の存在は、私たちにとってとても重要だと思っています」とエピソードも交えて話した。
よくミルクシェイクを飲んでるということですが、『お～い、お茶』を大谷選手から勧められたことはありますか？と問われ、「私はミルクシェイクが大好きなんです。夜10時に妻と一緒に出かけて一緒にミルクシェイクを飲んだりしているんですけれども、ミルクシェイクアイスクリームが大好きです。（大谷選手は）今年はゲーム30分前にトレーナーの1人が大谷選手にお茶を出しているのを見ました。それを見て、なぜこんなことしているんだろうなと思ったんです。もう本当に儀式のように、毎回毎回試合の30分前に必ずお茶を飲んでいました。それで50本塁打でしょ。今年、僕も試合の30分前に必ず大谷選手のようにお茶を飲むようにしたほうがいいなと思いましたね」と笑わせた。
また、大谷選手にお子さんが生まれるがアドバイスは？「今のうちに寝ておいたほうがいいと思います。あの子供が生まれたら眠る時間がなくなってしまうと思います」と、アドバイス。
プロ野球『千葉ロッテ』からポスティングシステムを利用してドジャースとマイナー契約を結んだ佐々木朗希投手の獲得交渉で、大谷翔平投手やフレディ・フリーマン内野手らとともに同席。ベッツ選手は、佐々木投手について「佐々木選手は本当に優しい人柄で、アメリカの文化にしっかりと入ることで、プレーの上でも最高のピッチャーになってくれると。私たちみんなが、この地球上最高のピッチャーになってくれると信じています」と、絶賛した。
