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サッカー男子日本代表、PK戦本田、香川が外し4-5で敗戦!長谷部「決めきれないとこういう結果に」

 サッカー男子日本代表は23日、オーストラリアのスタジアム・オーストラリアで、「AFCアジアカップ」グループ準々決勝のUAE代表と対戦。PK戦の末4-5で敗れ、アジアカップはベスト8止まりとなった。

 中2日と体力的に厳しい日程の中、日本代表先発メンバーは、これまでと変わらず。GK川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー)、RSB酒井高徳(シュトゥットガルト/ドイツ)、CB森重真人(FC東京)、CB吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)、LSB長友佑都(インテル/イタリア)、RMF遠藤保仁(ガンバ大阪)、CMF長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)、LMF香川真司(ドルトムント/ドイツ)、RWG本田圭佑(ミラン/イタリア)、CF岡崎慎司(マインツ/ドイツ)、LWG乾貴士(フランクフルト/ドイツ)で4-3-3の布陣。

 前半、開始早々から日本は10番のオマル選手を起点に立て続けにチャンスを作られ、ギリギリのところでクリアしていたが、7分に先制される。

 それ以降、引いて守備を固め、奪ってカウンターに切り替えたUAE。日本は再三、敵陣に攻め込みシュートを打つも、キーパーの正面や決定的チャンスを外す。

 後半開始から乾貴士選手(フランクフルト/ドイツ)に変えて武藤嘉紀選手(FC東京)を。8分、遠藤保仁選手(ガンバ大阪)に変えて柴崎岳選手(鹿島アントラーズ)、19分、岡崎慎司選手(マインツ/ドイツ)に変え豊田陽平選手(サガン鳥栖)と、攻撃陣を活性化させる。

 90分間でシュート34本、コーナーキック16本と、圧倒的に攻めこむも、ゴールを割れない日本。残り10分を切った後半36分。柴崎から中央の本田へ。さらに本田がワンタッチで柴崎に戻す。そこに駆け込んできた柴咲がシュート。待望の同点ゴールが生まれる。

 その後も攻め込むが、惜しいチャンスを何度も逃し、延長戦へ。前半開始早々に、左サイドを駆け上がった長友が太もも裏を負傷するアクシデント。日本は交代枠3人を使いきっているため、選手交代できない。

 延長後半10分、ペナルティーエリアやや外側中央から日本のFK。本田選手だと思われたキッカーは柴崎選手が蹴る。右サイドに飛んだボールは、完全にキーパーの逆をつくも、あとボール1個分外す。

 120分 決着つかずPK戦へ

 本田☓ オマル○
 長谷部○ マブフート○
 柴崎○ イスマイール☓
 豊田○ ハッサン○
 森重○ ファルダン○
 香川☓ アハメド○

 4-5で敗れた。

 アギーレ監督 結果はよくないですね。PK合戦になると何が起こってもおかしくありません。そこで2つのミスを犯しました。(試合は)立ち上がりの10分間、あまり良くなかった。そこで失点してしまった。その後、ひっくり返すためにいいプレイ出来ていた。相手が守備的な形になっていた。そこを攻めこんでも勝てない。それが起こるのがサッカーです。
 疲労があるところでレッシュな武藤、豊田、柴崎を投入しました。選手たちはしっかりガンバってくれた。彼らのパフォーマンスにはいうことありません。称えるだけです。素晴らしい努力を見せてくれました。PKは運もある。このチームにホコリ感じている。

 長谷部選手 これだけのチャンスを作って相手は2つぐらいのチャンスしかなかった。決めきれないとこういう結果になる。自分たちの責任です。それまでに試合を決定できなかった。

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