【バスケットボール】三屋会長・島田チェアマンが新年の祈祷 「世界を驚かす日本のバスケを目指す」

【バスケットボール】三屋会長・島田チェアマンが新年の祈祷 「世界を驚かす日本のバスケを目指す」

【バスケットボール】三屋会長・島田チェアマンが新年の祈祷 「世界を驚かす日本のバスケを目指す」

 日本バスケットボール協会(JBA)の三屋裕子会長とジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.LEAGUE)の島田慎二チェアマンが、1月5日に新年の祈祷を牛天神北野神社(文京区)で行った。

 写真は、1月5日に新年の祈祷のため牛天神北野神社を訪れた三屋裕子会長(右)と島田チェアマン(左)

 祈祷後、三屋会長と島田チェアマンは取材に応じ冒頭に、1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」について状況に応じた支援を行う方針を明らかにした。

 三屋会長は「こう言うときだからこそ、本当にわずかですけれどもスポーツの力で被災地の方々に笑顔だったり元気を届け、(私たちに)できることはないかと、常に探っていきたい」と被災地に心を寄せた。

 島田チェアマンは「B3リーグの金沢武士団(北陸スポーツ振興協議会株式会社)は、練習場も避難所に変わりしばらく練習はできない。選手たちの寮も倒壊しているという状況で、今、(クラブ運営の支援を)検討している。全クラブがゲームをやって募金活動や、試合前の黙祷を行いバスケットを通して少しでも復旧に貢献できるように努めていきたい」と支援を約束した。

 その後、新年に向けた基本的な考えとして、三屋会長は「Bリーグがたくさんの方々に応援していただき、ウィンターカップも最多の有料入場者となり、今までバスケを見てこられなかった方々にバスケを見ていただけるようになった。パリオリンピックもあり、目標は全カテゴリーの出場(男女5人制、男女の3X3)を目標に挙げて最大限、支援していきたい。『世界を驚かせる』と言う日本バスケになればいいと思っている」と話す。

 島田チェアマンは「Bリーグを盛り上げ、日本代表が強くなることに貢献していくということを愚直にやることと、今『B革新』で各クラブが事業規模の拡大のために努力しているのでこれを支えていきたい。現在、(観客数が)昨年の320万人から100万人ぐらい増えて420万人を超えるぐらいのペースで来ている。1年に100万人増えるというのは、(今後の伸び率も)期待できる。クラブの経営と競技力向上にしっかり勤めていきたい」と意欲を見せた。

 会見の最後に、三屋会長が「日本がパリオリンピックに自力出場できた。日本がオリンピックでメダルを狙えるようになったことは、数年前までは『空想』の世界だった。今年は、干支の中で唯一、『空想の干支』である辰年(龍・竜)。空想が現実になるよう今回は思い切って龍のように昇っていきたい」と話をまとめた。

【バスケットボール】三屋会長・島田チェアマンが新年の祈祷 「世界を驚かす日本のバスケを目指す」祈祷の様子。(左から)ジャパン・バスケットボールリーグ(B3)堀井幹也理事長、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.LEAGUE)の島田慎二チェアマン、日本バスケットボール協会(JBA)の三屋裕子会長、バスケットボール女子日本リーグの高橋雅弘専務理事。

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