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【ソチ五輪】スノボ竹内智香、女子パラレル大回転で銀メダル!女子アルペンで初!男女でも58年ぶり

 4大会連続「スノーボード」日本代表の竹内智香選手(30=広島ガス)が、19日に行われた「スノーボード アルペン女子パラレル大回転・決勝」に登場し、銀メダルを獲得した。

 日本のアルペン種目で日本の女子選手がメダルを獲るのは初めて。また、男女通じても1956年コルチナ・ダンペッツオ大会(イタリア)で「スキー男子回転」で銀メダルを獲得した猪谷千春さん(82)以来58年ぶり2人目のメダル。

 女子スノーボードでは初のメダル。スキー競技では、2002年ソルトレイクシティの「モーグル女子」里谷多英さん(37)以来のメダル。

 決勝トーナメントは1対1の勝ち抜き戦。青、赤コースを1回ずつ滑り、2レースの合計タイムで勝者が決定する。なお、2回目は1回目のタイム差をつけてスタートする。

 竹内選手は、今季W杯でポイントでは1位と並びながらも、クマーに敗れ優勝を逃してきた。その宿敵パトリシア・クマー(スイス)との対戦。

 1本目。赤コース。安定した滑りをする竹内選手。前半の急斜面から中盤の緩斜面とサイド・バイ・サイドが続く。終盤、クマーがバランスをちょっと崩し、差がつく。安定した滑りをする竹内選手は、0.30秒の差をつけてゴール。

 2本目。竹内選手は0.30秒の差をつけて青コースからスタート。前半から中盤までは、竹内選手がわずかにリード。そこから、サイド・バイ・サイドに並ばれる。勝負どころの終盤、残り5ゲートのところで攻めに入った竹内選手が転倒してしまい、銀メダルとなった。

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