4大会連続「スノーボード」日本代表の竹内智香選手（30=広島ガス）が、19日に行われた「スノーボード アルペン女子パラレル大回転・予選」に登場し、予選を1位で通過した。
予選は32選手が青コース、赤コースを１回ずつ2回滑り、その合計タイムの上位16選手が決勝トーナメントに進出する。1日で予選から1回戦、準々決勝、準決勝を行うため、10本すべらないといけないと技術とともに体力が要求される。
予選1本目。青コースからスタートの竹内選手。スタートから軽快で、前半の急斜面をスピードに乗っていく。安定した滑りで、コーナリングも安定。そのままゴール。52秒00のタイム。
その後、転倒する選手が続出。予選突破を狙い、各選手とも慎重な滑りとなる。竹内選手を脅かすタイムは出ず、1位となる。
予選2本目は、最終16番滑走。前半の急斜面で少しバランスを崩す。コーナリングで手が雪面をはきながらの滑り。その後、慎重な滑りで、順調にゲートを通過していく。並走するパトリシア・クマー（スイス）とほぼ並走する形でゴール。
2本目は54秒33。2本合計1分46秒33でトップ通過。2位はクマーが1分46秒62と続いた。
