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【ソチ五輪】カーリング女子、スウェーデンに4-8で完敗!予選突破の夢叶わず長野五輪以来の5位入賞

 カーリング日本女子代表(北海道銀行)が、17日(日本時間:18日)に行われた「カーリング 女子・予選リーグ」(アイスキューブカーリングセンター)の第9戦となるスウェーデン戦に挑み、4-8で完敗。予選突破の夢は叶わなかったが、1998年の長野オリンピック以来の5位入賞を果たした。

 中国を撃破し4勝4敗とした日本。世界ランク1位でオリンピック2大会連続金メダル中の最強国スウェーデン。しかし、この戦いに勝たないと予選突破ない。勝って、タイブレーク戦に予選突破の夢を賭けたいところ。

 リード:苫米地美智子選手(34=北海道リース)、セカンド:吉田知那美選手(22)、サード:船山弓枝選手(35)、スキップ:小笠原歩選手(35)と、強敵の中国、スイスを撃破した好調メンバーで挑む。

 第1エンド、スウェーデンの後攻で始まったが、ここを0-0のブランクエンドとする。第2エンド、スウェーデンの後攻。小笠原先取の最終投。ハウスの中心近くにあるスウェーデンの2つのストーンを弾きに行って、一気にスティールも考えられるところ。しかし、選択は弾きに行かず、ガードを置きにいく。結果、2点先取される。

 続く、第3エンドは日本が後攻。やはり、小笠原選手の最終投。相手のストーンを2つ弾き、3点のビッグエンドも狙えたが、確実に2点を取りに行く置きに行くショットを選択し2-2の同点。

 第4エンドはスウェーデンの後攻。小笠原先取は、相手のストーンを2つ弾き飛ばすショットを決める。スウェーデンは第1投でナンバー・ワンストーンを作る。小笠原選手の第2投は、相手のナンバー・ワンストーンをはじき出し、自身のストーンをナンバー・ワンにすることが出来ない。スウェーデンはキッチリとナンバー・ワンストーンを作り、2点を獲得し2-4とする。

 第5エンドは日本の後攻ながら、スウェーデンに1点スティールされて2-5。各エンドは接戦ながら、結果的には、じわじわと点差を広げられていく展開。第6エンドも日本が後攻。しかし、1点にとどまり、3-5と点差を縮めることができない。

 第7エンドはスウェーデンが後攻。しか、小笠原選手が最終投でスウェーデンのナンバー・ワンストーンにくっつけて、逆にナンバー・ワンを取る。そして、スウェーデンのスキップが最終投をショートし、ナンバー・ワンを取ることが出来ない。日本が1点スティールし、4-5と1点差とする。

 第8エンド、スウェーデンが後攻で確実に2点を取り4-7とする。次の第9エンドで2点を取らないと苦しい展開だったが、1点スティールされてしまい4-8と、いよいよ後がなくなった日本。

 リードしているスウェーデンの有利な後攻で最終の第10エンド。日本がためるためにガードを置くが、それを弾いて、ハウス近くにストーンを残さずきれいにしていくスウェーデン。日本は、サードの船山選手が第1投、第2投でナンバー1、2のストーンを作る。しかし、スウェーデンに日本のストーンを弾き出されて、日本は4点以上を取ることができなくなり、敗れた。

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