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【ソチ五輪】カーリング女子、強敵スイスを9-7で撃破!メンバー交代が成功

 カーリング日本女子代表(北海道銀行)が、16日に行われた「カーリング 女子・予選リーグ」(アイスキューブカーリングセンター)の第7戦となるスイス戦に挑み、8-7と接戦を制した。

 2勝4敗となり、予選突破(5勝が目安か)に向けて、もう1敗もできない日本は、不調だった小野寺佳歩選手(22=中京大)に変わり、吉田知那美選手(22)を起用。序盤2勝したメンバーに戻す。

 リード:苫米地美智子選手(34=北海道リース)、セカンド:吉田知那美選手(22)、サード:船山弓枝選手(35)、スキップ:小笠原歩選手(35)

 現在2位のスイスが相手。第1エンドをスイスの1点に抑えるが、第2エンド、日本の後攻で相手に1点スティールされてしまう。しかし、第3エンド、サードの船山選手は2投目。スイスのナンバー1を弾き出し、さらにガードの後ろに回りこむナイスショットが効いて2点を獲得し2-2。

 さらに第4エンド、スイスの後攻を日本が1点スティールし第5エンド、日本の後攻できっちりと2点獲得。ここまで願ってもいなかった展開で、5-2と日本がリード。しかし、第6エンド、スイスの後攻で3店のビッグエンドを作られてしまい、たちまち5-5の同点となる。

 だが、この嫌な流れな中、続く第7エンド、日本の後攻で2点を取り7-5とする。これで再び、日本に流れが来る。スイスのセカンドやスキップにもミスが続き、スイスの後攻であった第8エンドを0-0のブランクエンドに。

 第9エンドはスイスの後攻。スイスが1点取って7-6に。最終エンドの第10エンド。日本の有利な後攻でスタートしながら、最後の最後、日本が勝つチャンスだったが、小笠原選手のミスショットで、スイスに1点スティールされてしまい7-7の同点。

 しびれる展開の中、エクストラエンドとして、第11エンド。それでもまだ日本が後攻で有利。ここで、セカンドに起用された吉田選手が大仕事をする。相手ガードを2つ弾き、なおかつ、相手のハウスの中にあったナンバー・ワンのストーンも弾き、日本がナンバー・ワンのストーンを獲得するスーパーショット。

 これが効いて日本が2点を獲得し、9-7で勝利。強豪国を破るキンボシで、予選突破へ夢をつないだ。

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