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【ソチ五輪】カーリング女子、アメリカに敗れる!インフルエンザの小野寺選手が復帰

 カーリング日本女子代表(北海道銀行)が、13日(日本時間:14日)に行われた「カーリング 女子・予選リーグ」(アイスキューブカーリングセンター)の第4戦となるアメリカ戦に挑み、8-6で敗れた。

 日本は3勝1敗。アメリカはここまで4連敗。強豪国との対戦を残す日本としては、アメリカに勝っておきたかったところだが、敗れて2勝2敗となった。

 前の試合までインフルエンザで外れていた小野寺佳歩(22=中京大)がこの試合から復帰し、セカンドに入る。前試合までセカンドを務めていた吉田知那美(22)がリードに入り、リードの苫米地美智子(34=北海道リース)が補欠に回った。

 小野寺選手にとっては、病み上がりな上に初戦となるため、ブランクが気になるところ。

 先攻の日本は第1エンドをアメリカの1点に抑える。後攻の第2エンドでは、キッチリと2テンを取り、日本ペースで進む。アメリカはここまで4連敗し、自身を失いかけているのか、ちゃんとセットしていないため、ランプがつかず無効投になるなど初歩的なミス。第3エンドもアメリカ2点とれるところをミスショットし、1点のみ。

 ここまで、日本ペースで進むも、第4エンドで流れが変わる。サードの船山弓枝選手(35)とスキップの小笠原歩選手(35)が、ミスショットで2点のスティールを許してしまう。2-4と逆転されてしまう。

 このあと、一進一退の攻防が続き、6-7とアメリカが1点リードで迎えた最終エンド。日本の先攻でスタート。1点でもスティールしたい日本は、ガードストーンを作っていく。1店でも獲れば勝ちのアメリカは、日本のストーンが貯まるのを嫌い、日本が置いたガードストーンを壊しに行くという展開が、サードの2投目まで続く。

 そして、小笠原選手の1投目、ガードを作らずハウス内やや後方へ置く。それをアメリカははじき出す。ハウス内にはアメリカのストーンが1つのみ。小笠原選手の2投目、ナンバー1の位置に置くも、アメリカのスキップの2投目は、しっかりハウスの中心に置き、6-8で勝負が決まった。

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