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【ソチ五輪】フィギュア羽生結弦、ショートプログラム史上最高の100点超え!「納得とはほど遠く足が震えてた」

 「フィギュアスケート男子」日本代表の羽生結弦選手(19=ANA)が、13日(日本時間:14日)に行われた「フィギュア男子ショートプログラム」(アイスベルク・パレス)に登場し、自身が持つ世界最高得点の99.84点(13年GPファイナル)を更新。前人未到の100点超えとなる101.45((技術点54.84点、演技構成点46.61点)を叩きだした。

 曲は『パリの散歩道』。最初の4回転トゥループを完璧に着氷。後半のトリプルアクセル、トリプルルッツ+トリプルトゥーループのコンビネーションジャンプも完璧に着氷。3つのジャンプを完璧にこなす。ステップでは表情も豊かに表現し、最後のコンビネーションスピンでフィニッシュすると、観客から大歓声が起きた。

 本人も満足気な表情で、NHKの解説者は、「完璧と言っていい!100点声もありますよ」と、興奮気味に話していたが、結果は、見事、自身が13年GPファイナルで出した99.84点の世界最高得点を更新。史上最高得点となる101.45点を叩きだした。

 なお、ライバルと目されるパトリック・チャン選手(カナダ)はトリプルアクセルを回りすぎてバランスを崩し、97.52にとどまった。羽生選手とは3.93の差。

 現在、1位が羽生結弦選手で2位がパトリック・チャンとなっている。この後、日本の高橋大輔選手(27=関大大学院)や町田樹選手(23=関大)が最終滑走とその前に続けて登場する。

100点超えをした羽生は、「本当にうれしかったです。まだまだ(納得行く演技には)ほど遠いかなと。オリンピックということで、足が震えていたりもしていたんですけど、やれたことはやれたと思っています。日本人として、ショートの結果を誇らしく思いたいなぁと思います。(演技終えて、小さく拍手していたが、)いい演技した時は、ブライアンと握手するんですけど、今回もできたなぁとの思いでやりました。今日やるべきことはやったので、今日は喜んで、明日に向かってしっかり身体を休めて、明日は今日と同じようにではなく、明日は明日でいい演技をしたい」と、気を引き締めていた。

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