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吉田沙保里「ロンドン五輪の金メダルは440グラム、一番重い(笑)」

吉田沙保里「ロンドン五輪の金メダルは440グラム、一番重い(笑)」
「“霊長類最強の女”と呼ばれて嬉しい」

 オリンピック3連覇、世界選手権10連覇を果たした女子レスリングの吉田沙保里(30)が23日、都内で行われた日本オリンピック委員会『2012年度スポーツ賞』の表彰式に登場した。

 前人未到の記録を打ち立て特別栄誉賞を受賞した吉田。「みなさんの応援のおかげで合わせて13連覇を達成し、目標としていた(アレクサンドル)カレリンの記録を抜いて今、“霊長類最強の女”になってしまいました」とユーモアで笑いを誘った。

吉田沙保里「ロンドン五輪の金メダルは440グラム、一番重い(笑)」
『2012年度スポーツ賞』

 吉田は「『どう思ってるの?』ってよく聞かれるんですけど、すごく嬉しいです。本当に負けず嫌いなので、霊長類最強と呼ばれて嬉しいですし、これから14連覇、15連覇と誰もが抜けない記録を作って行きたいなと思っています」と改めて意気込みを語った。

 3つの五輪金メダルの重さを聞かれると「ロンドンオリンピックのメダルが一番重たかったですね。440グラム。3つ量ったんですよ。アテネが150で、北京が200で、ロンドンが440グラム」と会場を沸かせ、目下注目を集めるレスリング競技のオリンピック残留について「9月に決まるのでがんばります」と真剣な面持ちで語った。

 自身も2020年の東京オリンピック開催に向けて招致に奮闘しているが「ロビー活動を中心的にやらせてもらっていて、IOCの方に会ってメダルを3つ見せたことですごく好印象を与えたと思うので、そういったロビー活動を広げていき日本のいいところをアピールしたい」。自身の出場について聞かれると「(その時は)自分は37になっているけど、日本で開催することが決定したら現役で出たい。それまでなんとかがんばれたらいいですけど」と前向きに語った。

 主な出席者は最優秀賞に体操の内村航平(24)。優秀賞に選ばれたレスリングの米満達弘(26)、小原日登美(32)、伊調馨(29)、柔道の松本薫(25)、スキージャンプの高梨沙羅(16)。新人賞に選ばれた水泳の萩野公介(18)。特別功労賞に選ばれたサッカーロンドンオリンピック日本女子代表チームから矢野喬子(29)、近賀ゆかり(29)、ウェイトリフティングの三宅宏実(27)、バトミントンの藤井瑞希(24)、フェンシングの千田健太(27)、三宅諒(22)、淡路卓(23)。また、スピードスケートの加藤条治(28)、フィギアスケートの羽生結弦(18)、アイスホッケー女子日本代表の久保英恵(30)、足立友里恵(28)、中村亜美(25)、床亜矢可(18)も駆けつけた。

吉田沙保里「ロンドン五輪の金メダルは440グラム、一番重い(笑)」

吉田沙保里「ロンドン五輪の金メダルは440グラム、一番重い(笑)」
吉田沙保里
吉田沙保里「ロンドン五輪の金メダルは440グラム、一番重い(笑)」
足元もオシャレな吉田
吉田沙保里「ロンドン五輪の金メダルは440グラム、一番重い(笑)」
内村航平
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