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【ロンドン五輪】体操女子種目別「段違い平行棒」!鶴見、84年ロス五輪以来7位入賞

 ロンドンオリンピック第11日目の6日、体操は女子種目別「段違い平行棒」個人決勝が行われ、鶴見虹子(=日体大、19)が、ほぼ完ぺきな演技ながらも、難度を下げたプログラム構成のため、得点は上がらず、14.966で8人中7位の成績でフィニッシュした。1984年ロサンゼルスオリンピックの望月のり子さん以来の同種目7位入賞。

 鶴見は、難度を抑えた構成のため、さほど高得点は望めないが、ひねりの時の倒立など、きれいな姿勢を保ち、フィニッシュの伸身の宙返りもピタリと決めるなど、専門家的には、減点はあったものの、完璧に近い演技を披露した。

 優勝は、アリーヤ・ムスタフィナ(ロシア)で16.133。2位は、何可欣(中国)で15.933。3位は、エリザベス・トウェドル(イギリス)15.916。

 世界との開きは、D難度、E難度、F難度などを組み合わせて、加点を多く取って難易度を上げる演技をしているため、1点以上の開きになっている。

 試合を終えた鶴見のコメント
 結果的には、あまりよくなかったですけど、内容は自分の力が発揮できたので満足しています。トカチェフの時とかは応援が聞こえました。今回は(個人は)種目別だけだったので、決勝に残れ、自分の演技が出来たのでよかったです。最後は15点台だしたかったけど、倒立がハズレちゃったので減点されちゃったかと思いますので、そのへんをもっとうまくなるように頑張っていきたい。(今年は)肩も痛くて、いろいろ大変な部分あったけど、今回は(そのあたりも)調整できたのでよかった。

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