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牙狼<GARO>『滝』“痛い”撮影エピソード!山本匠馬6年ぶり衣装にそんな馬鹿な

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さとうやすえと山本匠馬

 深夜の時間帯に放送されている人気アクション特撮ドラマ『牙狼<GARO>?MAKAISENKI?』(テレビ東京系、金曜・午前1時45分?)先行上映会&トークショーが19日夜、東京のシネ・リーブル池袋で開かれ、山刀翼役の山本匠馬(28)と邪美(じゃび)役のさとうやすえ(33)が登場した。

 魔戒騎士・冴島鋼牙(小西遼生)と人間の邪心にとりつく魔獣ホラーとのし烈な闘いをシリアスに描くアクション特撮ドラマ『牙狼<GARO>』シリーズTV版の第二弾。『vol.5』と銘打った今回は、13?15話までが、テレビ放送に先行して上映された。

 場内は放映終了後の午後10時という時間帯にもかかわらず満員御礼となり、中には、仕事終わりで大阪から駆けつけたという熱心な女性ファンも。「邪美!翼!」と黄色い声が観客から飛び交うと、「新年なので着物で来ました」という白をベースにした和装姿のさとうと、スタイリッシュな装いの山本が拍手に包まれながら登壇。

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劇中にある『滝』の水も販売

 ここで、山本を無視してMCとさとうでさっさとトークショーを始めようとすると山本が、「こんばんわ…」と、おもむろに声を出し、これにさとうが「初めまして!」とボケることに。そこに山本の、「初めましてじゃねーよ」と苦笑いするという一連の小芝居となり、キャスト同士の家族のような信頼の深さを見せ、13?15話の出来について、MCからファンへ問いかけると、期待通りといわんばかりの大きな拍手で場内は溢れかえることに。

 13話『仙水』では、邪美が今回のシリーズでは初登場となり富士山麓の『滝』でのロケを敢行。一昨年10月上旬に撮影されたといい、寒くなかったかと問われたさとうは、「寒いというより痛かったです。体がおかしくなりました」と、過酷な現場を振り返る。しかし、そうなったのも仕方のないことで、初めは『滝』に入らなくても大丈夫と言われていたそうだが、さとう自ら志願し『滝』入ったからだそうで、「やりたいと言って最後は全部やるって感じで入っていってましたね。この回にメガホンを取った監督(小坂一順)も滝の中に入ってきてくれたのにはビックリしましたね」と、制作スタッフの熱意が伝わってくるようなエピソードを。

 14話『再会』で登場する翼にかんしては、着ている衣装の話となり、2006年に放送された『牙狼スペシャル 白夜の魔獣』で翼がお披露目となったが、今回は衣装の設定が微妙に変わってしまったようで、「5年ぶりに撮影に入ったときに、翼がベルトをしていて、実は(6年前は)サスペンダーでバックルみたいなのもついてたはずなんですけど、『変わったんですか?』と、聞いたら、『これでしたよ』と言われて…。そんな馬鹿な!?こっちはどれだけ見てると思ってるんだ!」と、秘話を力説すると、会場からは笑いが。

 その後も、雨宮慶太シリーズ総監督(52)のスタッフへの愛情あふれるエピソードや、各キャラクターのコアな話題などを展開。最後に山本から、「僕も先の展開が読めなくて、ファンとして毎週楽しみに見ていますなので、一緒にみなさんと共有していきたいし、楽しんでいきたい」。一方のさとうは、「雨宮監督とお会いしてから作品の魅力にとりつかれていました。今後も邪美をパワーアップさせられるように頑張ります」と、笑みを見せた。

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去り際にポーズを決めファンから黄色い声援が

 次回、2月2日に『vol.6』として16?18話の先行上映とトークショーが同所で開かれ、烈花役・松山メアリ(20)、シグト役・倉貫匡弘(29)が登場する。

 【16?18話ダイジェスト】
 ●第16話『仮面』
 (脚本:江良至、雨宮慶太/監督:雨宮慶太)
 巨大な魔人と戦う魔戒騎士・桑折の元へ零が駆けつける。「魔戒騎士を付け狙う不穏な動きあり。共に助け合って行動せよ」。元老院から全ての魔戒騎士へ通達が出されたのだ。苦戦する零と桑折は、善戦虚しく魔人をとり逃してしまう。一方、公園で絵本のヒントを探すカオルの前にレオが現れる。レオは、しばらく皆と会えなくなると考え、カオルにお別れを伝えに来たのだという。
鋼牙とともに魔人の痕跡を追った零は、謎の祭壇を発見する。そこには赤い仮面の男が待ち受けていた。魔人が赤い仮面の男の作り上げたものと知った2人は、猛然と戦いを挑むが…。

 ●第17話『赤筆』
 (脚本:江良至、雨宮慶太/監督:雨宮慶太)
 ホラー・セディンベイルの特殊な攻撃に苦戦する鋼牙。すると鋼牙に指南する女の声が。声の主は烈花(松山メアリ)だった。烈花は殺害された魔戒騎士に代わってセディンベイルを追っているのだと言う。
 その頃、カオルは出版社で忍田と絵本の打ち合わせの最中。だが、カオルに目を付けたセディンベイルは、忍田へその魔の手を伸ばそうとしていた。
 出版社に駆けつけた鋼牙と烈花だったが、セディンベイルの変幻自在の攻撃に苦戦。その戦いの中、鋼牙が破滅の刻印を受け、生命があと僅かであることをカオルに知られてしまう。

 ●第18話『群獣』
 (脚本:江良至、雨宮慶太/監督:雨宮慶太)
 番犬所と元老院の捜索も虚しく、レオの行方は依然として不明のまま。系譜書からもレオの存在が消されており、ラテスはレオに対する不信感を鋼牙にぶつける。
 同じ頃、鋼牙の元から戻った烈花を迎えたシグと(倉貫匡弘)は、魔戒法師がホラーを狩る時代がやってくると歓喜していた。だが、かつて望んでいた状況にも拘わらず、烈花は沈黙してしまう。
 不穏な動きを見せるラテスを追って珀岩の谷に辿り着いた鋼牙は、その黒幕が赤い仮面の男であると知る。再び始まる鋼牙と赤い仮面の男の激闘。窮地に追い込まれた鋼牙を救ったのは…。

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山本匠馬
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リラックスした表情で話す山本
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さとうやすえ
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トーク中も背筋を伸ばしスラっとしたさとう
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左から田口恵、さとうやすえ、山本匠馬
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ポスター
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