タレント・板東英二（72）の名古屋市にある個人事務所『オフィスメイ・ワーク』が名古屋国税局の税務調査を受け、2011年8月期までの7年間で約7500万円の申告漏れを指摘されていたことが27日、分かった。
同社は大阪府のイベント企画会社にテレビ番組の企画・制作を外注したように装って所得を圧縮するなどしたほか、板東個人の費用を経費として計上していたという。
28日付のスポーツニッポン、サンケイスポーツ、デイリースポーツ各紙が報じており、うち約5000万円は取引先への架空外注費などによる所得隠しと認定された。重加算税を含めた追徴税額は約2800万円で、すでに修正申告しているという。
この事態に、中部日本放送は同日、来年1月1、2日に放送予定だった板東出演の新春特別番組2本の放送中止を発表し、「社会への影響の大きさや正月番組という性格を踏まえ見合わせる」と、その理由を説明したという。
