電車内で20代女性の胸を触ったとして強制わいせつ容疑で逮捕され、その後、不起訴処分となったNHKの森本健成専任アナウンサー(47)が停職3ヶ月の懲戒処分になることが、分かった。
森本アナは11月14日夜、東京の東急田園都市線の車内で、女性の下着の中に手を入れ、胸を触った疑いで警視庁に現行犯逮捕。7日付で、現時点で被害者に処罰意思がないことを考慮したとみられたことから不起訴処分となった。
14日付のデイリースポーツ、東京中日スポーツ、スポーツニッポン、日刊スポーツ各紙が報じており、同局は処分理由について「不起訴になったが、職員としてふさわしくない行為で、NHKの信頼を揺るがせた責任は重い」と説明。さらに同局は、「今後、番組に出演させる予定はない」としているという。なお、発令は20日付の予定。森本アナは辞職する意向は示しておらず、停職明け後は他部署で働くとみられている。
森本アナは「あってはならないことをして深く反省している。被害者の方には心から謝罪したい」と話しているという。
