待望の全米女子ツアー初優勝を飾ったプロゴルファーの宮里美香（23）が17日、都内で行われた寝具メーカー『エアウィーヴ』記者発表会に出席し、ゴルフが実施される2016年のブラジル・リオデジャネイロオリンピックに向け、「出場したい気持ちはすごくある。4年後にどういうゴルフができるかが大事になってくる」と、意欲を示した。
2007年より「空気を編む」というコンセプトの元、快眠をサポートする独自に開発した新素材のマットレスパッドを販売。2008年の北京オリンピックでは水泳・陸上選手が、2010年のバンクーバーオリンピックでは70名の選手たちが現地選手村へ持参。
2012年ロンドン・オリンピックでは、日本代表選手をサポートする文部科学省管轄の「マルチサポート事業」コンディショニング商品に選ばれ、水泳・女子バレーボール選手など、200名近くの選手が使用した。
また、石川県和倉温泉の高級旅館『加賀屋』、フォーシーズンズホテル丸の内、ザ・ペニンシュラ東京、ザ・リッツカールトン東京、ANAのファーストクラスにも導入された他、JAL国際線のビジネスクラス新座席「SKY SUITE」や帝国ホテルへの導入も決定するなど、その効果は「ジャパニーズの一流ブランド」でも高い評価を受けている。
今回、同社とのスポンサー契約を行った宮里は、米女子ゴルフツアーのサイム・ダービー・マレーシアから２日前に帰国したばかり。現地で実際にマットレスを使用し、「爆睡しました。朝起きたときがすごく楽」と、苦笑い。
さらに、「アスリートにとって睡眠はとても大切。トーナメントで各国を移動するなど、時差ボケで眠れないこともあるし、遠征先のホテルはベッドの硬さもいろいろある」と、疲れを取るはずの睡眠で苦労するという。
世界ランキング8位の宮里は「力強いサポートを得たので、成績が良くなることが私の使命です。ここまで来たからには世界ランク首位を目指したい」と、残り3戦にかける思いを口にした。
『樋口久子 森永ウイダーレディス』（26日開幕、千葉・森永高滝CC）、『ミズノ・クラシック』（11月2日開幕、三重・近鉄賢島CC）と、再び渡米して、米ツアー最終戦『CMEグループ タイトルホルダーズ』（11月15日開幕、米フロリダ）の3試合を残すのみとなった。
また、同社は宮里のほか、ジャパンオープンで優勝したプロテニスプレーヤーの錦織圭（22）ともスポンサー契約したほか、ブランドアンバサダー契約をフィギュアスケート女子の浅田真央（22）など、世界で戦うアスリートと契約を結んだ。
11月より浅田真央出演のCMが放送予定。
