【女子バスケ皇后杯 準決勝②】デンソーが富士通に圧勝 強固な守備で勝利引き寄せる

【女子バスケ皇后杯 準決勝②】デンソーが富士通に圧勝 強固な守備で勝利引き寄せる

【女子バスケ皇后杯 準決勝②】デンソーが富士通に圧勝 強固な守備で勝利引き寄せる

 「第90回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルラウンド・準決勝のゲーム2の富士通レッドウェーブvsデンソーアイリスが12月14日に国立代々木競技場 第二体育館で行われた。既にゲーム1でシャンソン化粧品シャンソンVマジックとENEOSサンフラワーズが対戦し、ENEOSが勝利し決勝戦への出場を決めている。

 写真は富士通のゴール下に食い込み得点を上げる馬瓜エブリン選手(#0)(撮影=加藤恵三)

 デンソーには悲願がある。直近でも第89回大会(2022年)、88回大会(2021年)、86回大会(2019年)でファイナル(決勝)に進出するも優勝を逃がしている。いずれもENEOSが優勝を積み重ね10連勝している。皇后杯での優勝はデンソーの悲願となっている。

 対戦する富士通は、前ゲームで司令塔の町田瑠唯選手(#10)が負傷。大きな戦力を欠いてのゲーム。宮澤夕貴(#52)、林咲希(#7)、ジョシュア ンフォン ノボン テミトペ(#8)らの選手を中心にした勢力でデンソーに挑むも苦しい戦いが予想されていた。

 デンソーは序盤より強度の高いディフェンスを展開。富士通が連続得点を上げるも、高田真希選手(#8)が連続3ポイントシュートを決めて逆転。リバウンドでもリズムをつくり富士通の攻撃を封じ前半を有利に展開する。

 中盤でも、ゲームはデンソーがリード。ディフェンスの強度は落ちず、ゴール下を支配して富士通の攻撃をそぎ、ロースコアに押さえ込んで 富士通63-85デンソー のスコアで勝利した。

 デンソーは12月17日に、初優勝目指して牙城ENEOSに挑む。

 

【女子バスケ皇后杯 準決勝②】デンソーが富士通に圧勝 強固な守備で勝利引き寄せる
デンソーの司令塔 高田真希選手(#8)。勝利へのリズムを加速する3ポイントシュートを打ち続けて貢献した。(撮影=加藤恵三)


【女子バスケ皇后杯 準決勝②】デンソーが富士通に圧勝 強固な守備で勝利引き寄せる
前ゲームで負傷するもベンチで選手を励ます富士通の町田瑠唯選手(#10=右)と東京五輪で同じメンバーだったデンソーの馬瓜エブリン選手(#0=右から21人目)が旧交を温める。(撮影=加藤恵三)


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