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【ロンドン五輪】男子ハンマー投げ決勝で室伏広治選手銅メダル!精いっぱい戦うことができた

 ロンドンオリンピック大会10日目の5日、陸上男子ハンマー投げが行われ日本の室伏広治選手(37)が銅メダルと健闘した。

 2011年の世界陸上競技選手権大会で81メートル24で1位となった室伏選手に期待がかる。まずは予選。77メートル18で安定した投てきを見せ2投目の78メートル48で予選全体では2位で決勝進出を決めた。

 決勝では9番目に登場した室伏。1投目はファウル判定となってしまい2投目にかける。スロベニアのプリモジュ・コズムス選手が2投目をネットにハンマーを当ててファウルとなってしまい、競技が一時中断するというハプニングもあったが、室伏の2投目は78メートル16で4位に食い込むことに。

 3投目でハンガリーのパルシュ・クリスティアンが80メートル59と記録を伸ばすと室伏も78メートル71で記録を伸ばし、3位に浮上。4投目以降を投げる8位圏内を確定させる。その後も6投まで行われ、室伏選手は3投目の記録が最高スコアとなり終えた。1位は80メートル59でパルシュ選手となった。

 終了後に室伏選手は、すっきりとした表情で、「精いっぱい戦うことができてよかった。メダルが取れてよかった」と、語った。室伏選手が五輪でメダルを手にしたのは04年のアテネ以来となった。

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