五輪女子サッカー9日の決勝で健闘し米国に敗れながらも見事銀メダルを手にしたサッカー女子日本代表の『なでしこJAPAN』。その大黒柱であるMF澤穂希選手(INAC神戸、33)が今大会を最後に代表を引退する見通しという。
「金じゃなくて正直、悔しいけど後悔はない。チーム内で自分が一番代表が長くて、これまで五輪のメダルを目標に掲げてきた。だから、やっと取れたなぁって」と銀メダルを手にして語った澤選手。
11日付の日刊スポーツ、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ、スポーツ報知、スポーツニッポン、デイリースポーツ各紙がその様子を伝えており、「悔いなくやりきりました。これで最後にします」と、晴れやかな笑顔で決勝の米国戦後に代表活動を終えることをこれまでの既定路線通り明言したとしている。
「正直、代表の練習で100%をずっと続けるのは厳しくなってきた。体力的なことや、日程的なことなど。メダルがとれたら、これで終わりにしてもいいかなって思う」と、パフォーマンス面のことなどをあげたが、「現役は続けるよ、サッカー楽しいしやめる理由はないから」と、ピッチには立ち続けるとしている。