【女子バスケ皇后杯 準決勝①】ENEOSがシャンソンに快勝 優勝に挑み11連勝に大手

【女子バスケ皇后杯 準決勝①】ENEOSがシャンソンに快勝 優勝に挑み11連勝に大手

【女子バスケ皇后杯 準決勝①】ENEOSがシャンソンに快勝 優勝に挑み11連勝に大手

 「第90回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルラウンド・準決勝が12月14日に国立代々木競技場 第二体育館で行われた。準決勝に進出したのは、シャンソン化粧品シャンソンVマジック、ENEOSサンフラワーズ、富士通レッドウェーブ、デンソーアイリスの4チーム。

 写真は12月16日に行われた準決勝第1試合のシャンソンvsENEOS。ENEOSがゴール下を支配し得点を重ねる。中央の渡嘉敷来夢選手(#10)が31点を上げる活躍で勝利を引き寄せる。(撮影=加藤恵三)

 ゲーム1は、皇后杯10連勝中のENEOSにシャンソンが挑んだ。ENEOSの渡嘉敷来夢選手(#10)が31点、星杏璃選手(#59)が17点、長岡萌映子選手(#3)が11点を上げて活躍。シャンソンも、白崎みなみ選手(#6)が15点、小池遥選手(#1)と佐藤由璃果選手(#45)が共に14点と活躍する。

 シャンソンは、序盤よりENEOSにリードを許すも全力で猛追。点差を広げないように懸命なプレーを展開するが、ゴール下(ペイントエリア)をENEOSが支配しゲームをリード。第3Q(3rd)のスタートより5分間、ゴールを決めることができず、ENEOSに流れを奪取され快勝を許し、シャンソン69-100ENEOS のスコアでENEOSが勝利。11連勝を目指して明日の決勝に進む。

 シャンソンの司令塔、小池選手は、「相手のプレッシャーに対して自分たちが受け身になり、消極的になってしまったのが負けた原因だったと思う。外回りの3ポイントシュートも警戒していた。外回りの選手の3ポイントシュートを防ぐことができたのは良かったが、4〜5番ポジションのところでやられてしまった。リバウンドで負けていたところがあったので、そこは少し甘かったと思う。ENEOSは11連覇がかかっているプライドが、すごくあり、その気迫に負けてしまったと思う」と総括した。「ベスト4までは必ず残る」ことを目指していた小池選手。「自分にとって初めてのベスト4。来られたことは良かったが、その上を目指さなければいけない。もう一度チームとして徹底すべきところを40分間遂行できるような力や忍耐力をつけて、残りのシーズンもしっかりと戦っていきたい」と意欲を言葉にした。

 ENEOSの渡嘉敷選手は、「優勝を目指してやってきているので、今日勝てて良かったと思っている。明日勝たないと何の意味もないので明日頑張って優勝したいと思っている。決勝の舞台に立てるという意味では100点だと思う。ここまで来たら勝つだけ。明日のコートに全てをぶつけるだけだと思っている」と優勝への強い思いを話した。

 

【女子バスケ皇后杯 準決勝①】ENEOSがシャンソンに快勝 優勝に挑み11連勝に大手
キャプテン対決。(左)NEOSキャプテンの宮崎早織選手(#32)と(右)シャンソンキャプテンの小池遥選手(#1)。(撮影=加藤恵三)


【女子バスケ皇后杯 準決勝①】ENEOSがシャンソンに快勝 優勝に挑み11連勝に大手
シャンソンの小池遥選手(#1)。「もう一度チームとして徹底すべきところを40分間遂行できるような力や忍耐力をつけて、残りのシーズンもしっかりと戦っていきたい」と話す。(撮影=加藤恵三)


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