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【ロンドン五輪】フェンシング男子フルーレ団体準々決勝!世界2位の中国破り準決勝へ

 ロンドンオリンピック第10日目の5日、フェンシングは、男子フルーレ団体準々決勝が行われ、今年3月のワールドカップで3位という好成績を収めた、世界ランキング7位の日本が対戦するのは、昨年の世界選手権で優勝した世界ランク2位の中国を45‐30と、大量15ポイント差をつけて圧勝。準決勝に進んだ。

 同競技は、3人の選手が総当たりで9試合戦う団体戦。1試合3分で5点ずつ(時間内に取れなければ、残りの点数は次の試合に持ち越される)45点を先にとるか、9試合終了時点で合計得点の高いチームが勝利。

 日本チームは、北京五輪銀メダリスト・太田雄貴(森永製菓、26)、千田健太(ネクサス、26)、三宅諒(慶大、21)、淡路卓(ネクサス、23)の4選手。この中から3選手が試合をする。

 日本 ○(45‐30)× 中国 

 第1試合、千田の相手はフルーレ個人金メダリストの雷声。立ち上がりからポイントを千田が連取するが、雷に追い上げられ、5-4で太田に。第2試合、太田の相手は馬剣飛。一度は逆転を許すが、再逆転し10-8。第3試合、大学生の三宅の相手は朱俊。10-10の同点とされ、時間切れ。

 第4試合は、千田と馬剣飛。千田が積極的に攻撃して大仕事をする。一気に10ポイントを奪い、20-13で優位に立つ。第5試合は三宅と雷声。三宅が金メダリストから4連続ポイントを奪い、25-15と、依然、10ポイント差をキープしたまま。第6試合は、太田と朱俊。立ち上がりから太田が得意の肩先を突く攻撃で3連続ポイントを奪うなど、30-17で三宅へバトンタッチ。

 第7試合は、三宅と馬剣飛。始め4ポイント連取され30-21となるが、ここからお互いにポイントを重ね。35-23とリードを保ったまま。第8試合は、千田と朱俊。残り50秒で、39-24とリーチをかけ、40-25。最終試合の第9試合は、太田と雷声。残り3分で25点は いくに金メダリストとはいえ、難しい点差。太田は余裕を持って挑み、45-30で勝利。

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