人気子役・鈴木福（8）と“めごっち”こと女優・剛力彩芽（19）が25日、都内で映画『マクダルのカンフーようちえん』(監督：ブライアン・ツェー／配給：マジックアワー)完成披露舞台あいさつに俳優・なべおさみ（73）、女優・前田美波里（63）とともに登場した。
1994年に中国でシリーズの連載が始まり、97年にはテレビシリーズ『春田花花幼稚園 マクダルとマクマグ』で人気に、その後も中国のみならず世界で愛されるようになった『マクダルシリーズ』の最新作。香港版『クレヨンしんちゃん』ともいわれる作品だ。のんびり屋でナンセンスなギャグも飛ばすが、母親ミセス・マク（前田）と仲間思いは人一倍の主人公のマクダル（鈴木）は幼稚園の子豚。そのガールフレンドの子牛・メイを剛力が演じる。本作ではミセスから「武術をマスターしておいで」と言われたマクダルが『カンフーようちえん』に入学し、ホームシックを乗り越え仲間との友情を育むなか、『天下一武道会』なるものに挑むこととなり…。
上演前に拍手で迎えられた4人。剛力のファンからあだ名の「めごっち！」コールも飛ぶ中、白い清楚なワンピース姿の剛力は、「声優初挑戦の作品なので見ていってください」と、笑顔を見せる。
吹き替えについては、鈴木が、「マクダルのしゃべっているのは合わせなきゃいけないのが難しかったです。けど楽しかったです！」と元気いっぱい。一方の剛力は、「いままでドラマとかで表情とか動きで動きがあったりしたのですが、声だけでお芝居をしないといけないので不安もありましたけど、監督さんやスタッフさんが優しくて楽しくできました」と、声優初挑戦は楽しくいい経験になったようだ。
劇中ではカップルだった2人だったが、剛力は「年齢がひと回り違うんです。上の方とお仕事することは多かったんですけど、ひと回り下のボーイフレンド役というので、そんなにもう年が違うのかというのを感じましたね」と、年齢の差を感じつつ苦笑い。鈴木はといえば、剛力について、「よくテレビとかCMで『へぇ～』って感じでした」と、マイペースに明かし、場内を沸かせることに。
MCから「もし10年後、剛力さんとデートするなら」といわれると、鈴木が「遊園地でデートしたい」といえば、剛力も「いいですね。思いっきり楽しみたい」と、うなずくことに。その話題がなべまで飛ぶと、「加藤茶じゃないんだから」と、笑いを誘うことも。
さらに、話題は幼稚園時代はどうだったかになると、「今と一緒で自転車の練習とか、仮面ライダーごっこをしていました」と、プライベートを。剛力は、「母と離れるのが嫌で、お母さんが大好きでした」と、思い出を明かしていた。
最後に、鈴木が「マクダルの成長を見て欲しいです。友達とも見てください！」と子供視線で語り、剛力は「アニメといわれると子供向けのような気がしますが、大人が観ても笑って泣けてご家族でもたくさんの人をつれて観に来て頂ければ」とPR。そこに、なべも前田も「親子3代にわたって見れるアニメだと思います」「孫に見せてもいい作品」と、深くうなずいた。
8月11日シネマート新宿ほか全国順次ロードショー！
