人気声優・関智一、寺島拓篤、園田泰隆が21日、東京・多摩のサンリオピューロランドでミュージカル『ジュエルペット きら☆デコッ！ミュージカル～めざせ！No.1アイドル～』（脚本・演出・作詞：大和田悟史）公開ゲネプロに参加した。
今年4月から第4期のアニメシリーズ作品が放送され人気のキャラクター『ジュエルペット』の新作ミュージカル。アニメに登場する正義のヒーローアイドルユニット『キラデコ5（ファイブ）』がオーディションでメンバーを募集したことからルビー、サフィー、ラブラ、エンジェラが受けることに。会場には、アイドルを夢見る、ゆかり、ともこという2人の女の子の姿が。「アクション審査」「演技力審査」などを経て人が絞られていくうちに、仲良しの仲間でも蹴落とさなければならないということを知ったルビー。そんな落ち込むルビーに仲間の声が支えとなり…。
前説のタイトルコール「アイドルナンバー1！」や手拍子など参加して楽しめる舞台で、劇中のアイドル審査員にもなれるなど、初の試みも満載と観るものを世界観に引き込んで飽きさせない。オーディションを通して「夢をあきらめない気持ち」、「友達を想う気持ち」などのテーマもご都合主義的ではなく正面から描かれるなど、大人にも見応えのある作品だ。
劇中では関はMC、寺島は『キラデコ5』の熱血少年・レッドを、園田はおっとりしたスローライフのイエローを演じおり、一番前方の席で観賞していた関から、「普段だったらちびっ子がかぶりつきで観るようなところで観ていたので、ちびっ子になった気分で観ていました」と、目を輝かせると、寺島が「関さんのはしゃぎっぷりがすごかった」と、3人で笑い合う。
園田は「カッコ良くてテンションが上がって、汗ばみました。『うわー！』ってなりました」と、白熱。イエローがアニメでは一緒に住んでいる設定のため「サフィー推しです。センターとってほしい！」と、エールも。関は全体を通して、「お芝居の長さは30分ですが、その中に楽しさとか、感動とか、教訓が含まれていて、僕も大人気なく、ウルっとする部分がありました。公開されたら子供たちも劇から力をもらえるきっかけになると思います」と、感動していたようだった。
最後に、寺島が、レッドの声で「魂バーニング！情熱スパーキング！レッドザファイヤー！」と、熱いセリフを発すると、場内は拍手で包まれフォトセッションへ。ルビーとラブラを交えてのものになったが、あまりに関に近づいて突っ込んできたため、「やったー！わー…怖い」と、ビックリする一幕もあるなか、無事撮影を終えた。
ほか、『1億3000万分の“ご当地グルメ”なかよしフェスティバル』九州編でピューロランドにゲスト登場する熊本県PRキャラクター『くまモン』も駆けつけた。
『ジュエルペット きら☆デコッ！ミュージカル～めざせ！No.1アイドル～』は同所にて6月23日より一般公開！
