ガールズユニット『9nine』が6日、アイドル聖地といわれる日本青年館でワンマンライブを開催した。
2回の公演で約2600人のファンが集まり、この日の熱い想いを全身で表現したような鮮やかな赤い衣装でステージに登場したメンバー。あまりのキュートさに大興奮のファンの声援を受けて、リニューアルデビューした楽曲『CrossOver』からライブが始まった。
佐武宇綺(20)の「来たぞー!青年館??????!」や村田寛奈(15)の「今このステージに立っているのがワクワク・ドキドキ!」とメンバーも興奮をしている中、『少女トラベラー』『♯girls』『チクタク☆2NITE』と魅せるパフォーマンスを披露、また『ダーリン、ダーリン』では一転し、スタンドマイクで聴かせる曲を演出し、西脇彩華(19)は、「『青年館の9nine』という伝説を作りたいと思います ! よろしくお願いします ! 」と、あおることも。
ステージの後半では、衣装を水平さんにイメージしたマリンルックで登場し、アルバム『9nine』のボーナストラックに収録されている『9nineo’clock』を披露。パフォーマンス初披露となるこの曲は、メンバーの紹介曲であり、ひとりのメンバーを他の4人が歌で紹介していくもので、それぞれのメンバー紹介ごとに歓声があがり、さらに盛り上がった。
続いて『夏 wanna say love U』。西脇から「みなさん、楽しんでますか??さぁ、いよいよここから後半戦に行きたいのですが、その前に!私たち9nineは6月20日にニューシングル『流星のくちづけ』をリリースすることになりました。TBSテレビ『放課後はミステリーとともに』の主題歌としてすでにオンエアが始まっているので聴いた人も多いと思いますが、先月レコーディングしたばかりのできたてホヤホヤの新曲を今から皆さんの前で初披露したいと思います」と、新曲『流星のくちづけ』の演奏が始まることに。
これからの初夏の季節に合うキラキラした恋愛を描いた青春ド直球なナンバーで、今の9nineにまさにピッタリな楽曲で、西脇が「この曲はいつものヘッドセットではなく、ハンドマイクで歌ってみようと思います ! 青春キラッキラな曲」の説明の通り、ここでもいつもの9nineのパフォーマンスとはひと味違った魅せ方で新曲を披露した。
無事に新曲の初披露を終え、そのまま『koizora』へ。しっとりと聴かせる9nineの新たな一面に。そのままの勢いで『困惑コンフューズ』に続き、『Love me?』『SHINING☆STAR
』へとマックスで盛り上がるアップテンポな曲が続き、思い切り歌い切り、メンバーもお客さんも全力で突き進んだ。
客席から、鳴り止まないアンコールにメンバーはファンの皆さんに青年館に挑む9nineへのメッセージをしたためていただいたフラッグを手にし登場。
このメンバーで9nineとなるきっかけになった曲『FLY』を演奏。メンバーそれぞれが2ヶ月猛特訓を重ねて練習しての演奏だったことに、佐武が、「アルバムリリースからこの2ヶ月この日のために頑張ってきました」と、切り出すと、「私たちが頑張れたのも、アルバムリリースのときのイベントで、みんながこのフラッグに書いてくれた、メッセージのおかげです。あと、タイミングが合わず、フラッグに書けなかった人も、想いは十分頂いています。ありがとう!いつもリハーサルのとき、ダンスのレッスンのとき、常に私たちを見守ってくれました。この2ヶ月間は、私たちとみなさんの青春だと思います!そして最後は、ステージでも一緒にいてもらおうとここに持ってきました!たくさんの愛情と勇気をくれたこと、メンバー一同、感謝します!」と、涙を目に溜めながらお礼を述べた。
アンコールを含む全16曲を歌い切り、踊り切った『9nine』。いつまでも続く大きな声援と拍手が会場に響き渡るこの瞬間、『9nine』またまた一歩進化し、まさにリアルな9nineを表現したステージ、まさに“これぞ、青春”というステージだった。
また、『こんなのアイドルじゃナイン!?』のDVDが5月11日に発売や8月19日に日比谷野音でライブを予定しており、ますます目が離せないグループとなった。
■この日のセットリスト
1. Cross Over
2. Cute
3. 少女トラベラー
4. #girls
5. チクタク☆2NITE
6. ダーリン、ダーリン
7. 9nine o’clock
8. 夏 wanna say love U
9. 流星のくちづけ
10. koizora
11. 困惑コンフューズ
12. Love Me?
13. SHINING☆STAR
アンコール1
14. FLY
15. オレンジdays
Wアンコール2
16. Wonderful world