佐々木蔵之介「実は心霊スポットが」!高橋恭平、齋藤飛鳥、木村多江も裏エピソード披露

佐々木蔵之介「実は心霊スポットが」!高橋恭平、齋藤飛鳥、木村多江も裏エピソード披露

佐々木蔵之介「実は心霊スポットが」!高橋恭平、齋藤飛鳥、木村多江も裏エピソード披露

 俳優・佐々木蔵之介が主演する映画『マイホームヒーロー』(監督:青山貴洋/配給:ワーナー・ブラザース映画)の大ヒット御礼舞台あいさつが3月20日に都内の映画館で行われた。俳優・齋藤飛鳥、アイドルグループ『なにわ男子』高橋恭平、木村多江とともに登壇した。

 公開から約2週間ということでリピーターも多く、会場には7回以上観ているという方もいるほどハマっている。そんな「まだまだリピートするぞ!」「これから初めて観る」人たちのために、とっておきの裏エピソードを披露した。

 佐々木は「僕が山が崩れていくのを冒頭で見ていて、それを(立川)談春さんが睨むように見るシーン。あそこすごい心霊スポットです。あの橋」というと、「えぇぇ―ッ」と会場がザワつく。「談春さん、事前に聞いていて、あんなお芝居をしていますけど、すっごいビビってました(笑)。バスの窓側行かずに通路側にいて…ということを知って改めて観てください」と振り返った。

 さらに、そのシーンで佐々木が「あっ」といったときに、「談春さんは、僕のお父さんがなくなった時の葬儀をお手伝いしてくださって……実はそれ回想シーンがあって、30年前くらい前の若く作った談春さんが撮影したんですけど、全カットになってます(笑)」と本編には使われなかったようで、「回想シーン撮ったけど、全カットされたと思って観てください」と笑わせた。

 齋藤飛鳥も談春ネタで「談春さんと中華屋さんで向かい合ってお話ししているところで、談春さんが先にいてビール飲んでるんですけど、そのシーン、監督がこだわっていらっしゃって、何回も撮ったので、何回も何回もビールをグッと飲まなきゃいけないくて、『もうお腹タプタプだよー』と、すっごい文句いってました」と笑いをとる。

 髙橋恭平は、「恭一のお母さんと再会するシーン、間島恵子役の神野三鈴さんとのシーンで、三鈴さんが着ているセーターというか上着の色が紫色なんでけど、撮影しているときに、三鈴さんが、『この色って恭平くんのメンバーカラーと一緒なんだよね。だから(息子の)恭一が送ってくれた服をずっと来ている』という設定でやってくれていたんですって。それ聞いたときにめっちゃうれしくて。そう思って観ていただけたら、嬉しいですね」と。

 最後、木村多江は、「水攻めを受けるシーンがあって、水があまり得意じゃなく、あまり泳げないんです。その水攻めをする俳優さん、大東さんも『僕も昔は泳げなかったので、泳げるようになって怖さがわかるんです。だから水につかる前に息をこういう風にするんですよ』と教えていただいて、一所懸命練習して、撮影に臨んだんですけど、結局、本番はできなかった」という。
失敗したけど、それが逆にいいシーンになった。大東さんは優しくケアしてくださった。怖くないように怖くないようにしてくれて、監督も『回数少なくやりましょう』と言ってくださって。思いやりを感じたシーンになりました。それを思い浮かべながら見ていただければと思います」と語った。

 突然、佐々木から「僕は何回、鳥栖哲夫とフルネームで呼ばれたんでしょうか。哲夫さんならわかりますよ。鳥栖哲夫って!」というと、MCが、「つぎ観る方はカウントして、ぜひ報告お待ちしております」と。

佐々木蔵之介「実は心霊スポットが」!高橋恭平、齋藤飛鳥、木村多江も裏エピソード披露

 また、この日が最後の舞台挨拶ということで、ドラマ版から映画作品と続けて出演し続けたキャスト陣へ“卒業式”として、ドラマ、映画と座長として引っ張り続けた佐々木からキャストをねぎらう“贈る言葉”が。佐々木から木村に「多江さんと夫婦役は1回目か2回目だと思うんですけど、最初から安心感あったんです。読み合わせの時から役を面白がって演じてらっしゃったんです。それは、ドラマ、映画では表出してこない原作での裏設定を鑑みた上での歌仙さんをやりながら、どれだけ面白いことをやろうかと、してきてて、あぁ嬉しいなぁと思って。それをずっと続けていたから、鳥栖哲夫さんと歌仙さんが共犯者になって、話を進めていくのと同じように、僕と多江さんが、もうちょっと危険で危なっかしいスリルな作品を一緒に“共犯者”として作れたなと思っていて、それは多江さんのおかけです。何よりも役を超えてみんな大変だからと、包み込むように抱え込むように支えてくださった。守ってくださった。本当にそれはうれしかったです。ありがとうございます」と感謝すると、木村「ありがとうございます。うれしいなぁ」と。

 『ヤングマガジン』(講談社)にて連載中の同名作。ひょんなことから娘・零花(齋藤飛鳥)の彼氏が半グレ組織に所属していることを知り、殺してしまい殺人犯になったサラリーマンで父・鳥栖哲雄(佐々木)。半グレ組織には追われたうえ、娘には彼氏を殺したことを隠しつつ、夫の秘密を守る妻・歌仙(木村多江)と力をあわせて命を懸けた闘いに挑む。そんな哲雄に執拗にマークする間島恭一(高橋恭平)も現れ、事態は混迷を極めていく……という、ノンストップファミリーサスペンスが昨年放送されたドラマ版。映画版となる本作ではドラマ版から7年後を舞台に【完結編】が描かれ、ドラマ版出演のキャストは続投はもちろん津田健次郎、宮世琉弥、立川談春、『インパルス』板倉俊之、大東駿介、西垣匠、金子隼也らが追加出演となる。

 映画『マイホームヒーロー』は公開中!

 取材・撮影:ニュースラウンジ/エッジライン

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