東京都の小池百合子知事(69)が20日、東京・江東区有明・シンボルプロムナード公園で行われた「春の食フェスティバル2022『Tokyo Tokyo Delicious Museum』」(~22日まで)のオープニングセレモニーに出席した。
東京の優れた「食」の魅力を多くの人に楽しんでもらうため、グルメフェスティバルを初開催する。
①東京で最高のレストラン(グルメガイド星付き店など)、②世界に誇る和食、③東京で味わう世界の食、④至高のスイーツの4カテゴリの35店の出店者で飲食ブースを展開。各店は、今回限定でいろいろ楽しめる自慢のオリジナルワンコイン(税込500円)メニューも販売する。
その他、都内及び全国の27の自治体が参加する物産展NIPPON Marche開催や多彩なゲストによるステージ企画及びライブ配信、食品サンプルづくり、日本文化体験等参加型プログラムを実施する。
開催あいさつに立った小池都知事は、「東京は世界中の様々な食を楽しめる大変魅力あふれる都市です。この会場にはお星さまのついたレストランや和食、世界各国の料理、スイーツなど、バラエティーに富んだ食が集まっています。まさにミュージアムです。東京の食の魅力は観光都市としても重要な要素です。東京都では未来の東京戦略、世界一の美食都市実現プロジェクトを掲げて様々な政策を展開しているところです。フェスティバルを通じてさまざまな食の担い手が日々研さんしておられる技・味わいを多くの方々に楽しんでいただきたいと思います」と呼び掛けた。

あいさつに先立ち、ブースを視察した中、新潟県のブースで、新潟産の米粉を使用した米粉パンの『おこめ丸パン』を試食。「今、小麦の確保が難しくなっています。ウクライナとロシアどちらも穀倉地帯が大変な危機にあるということで、その影響がみなさんの食卓、食の分野にも非常に大きな影響を与えているという状況です。米粉の活用は大変効果的な代替品になります。また、とてもおいしいですので、味わっていただきたいと思います」と話した。
それから、小笠原産のパッションフルーツジュースで乾杯となるが、その時使用されるタンブラーが、髪パウダーと生分解性プラスチックを組み合わせたリユース可能なタンブラーであることにも触れた。「地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターと中小企業が協力して作ったもので、微生物の力で自然に分解する材料と紙を併せた環境負荷の少ない優れた新しい素材となっております」と説明。

最後に、「食文化を未来につなげていくため、みなさんと手をたずさえながら食の魅力を国内外へと広く発信していきたいと思っております。美食都市東京を目指しまして、フェスティバルを一緒に盛り上げていきたいと思います」と力強くあいさつした。
知事も「ぜひ、食を堪能して」とおっしゃっていたので、数ある中から、ワンコインメニューを2品だけ試食してみた。(値段も量もお手頃価格なので、たくさん種類を食べたい人にはお勧め)
1品目は
フレンチ『REQUINQUER』(ルカンケ)のワンコインメニュー『ギンギン鮭のスモークオープンサンド』

ギンギン鮭とは鳥取県境港で海水養殖されているブランドサーモン。刺し身でも食べることができ、市場にほとんど出回らないほどレア。
サーモンの身は柔らかく、トロっととろけるような食感。スモーク臭ささもない。チリソースもマイルドで、そこまで辛さを感じない(とおもう・・・個人差はあるけど)
小腹空きに、サクッと食べられる一品。
2品目は
鍋料理『博多もつ鍋鉄板お汐井』のワンコインメニュー『お汐井名物 超半熟黒豚とろ玉ごはん』


超半熟卵を豚バラで巻き甘辛だれで和えご飯の上に乗せた、やみつきになる一品。
蓋を取るとタレ、たまご、ねぎの香りが次々に鼻腔を刺激する。まずは、卵を割らずに甘いタレのしみ込んだご飯を一口。仕儀に、たまごを割ると、とろ~りと半熟の黄身がご飯の中にしみこんでいく。薄く巻かれた豚肉とご飯を一緒、また、卵かけご飯のようにしみ込んだ黄身でご飯をかっこんでも美味。何パターンも味わえるのでお得感もある。
<イベント概要>
1 日時
令和4年5月20日(金)・21日(土)・22日(日)
各日 11:00~20:00(ラストオーダー19:30)
※20日(金)のみ飲食ブースは11:30オープン
2 会場 江東区有明
(1)シンボルプロムナード公園(石と光の広場/花の広場)
(2)TFTホール500
※最寄り駅:りんかい線「国際展示場」駅 又は ゆりかもめ「有明」駅・「東京ビックサイト」駅
3 各エリアの見どころ、出店者など
(1)シンボルプロムナード公園(屋外会場)
〇4カテゴリで飲食ブースを展開(詳細は別紙1~2参照)
①東京で最高のレストラン、②世界に誇る和食、③東京で味わう世界の食、④至高のスイーツ
カテゴリ①の店舗はイベントサイトから予約できます!(4月21日(木)サイトオープン予定)
〇都内及び全国の27の自治体が参加する物産展 NIPPON Marche 開催
〇多彩なゲストによるステージ企画及びライブ配信
公式ウェブサイトでイベント情報を随時更新していきます!
URL:https://tokyotokyo-delicious-museum.jp/
(2)TFTホール500(屋内会場)
〇食品サンプルづくり、日本文化体験など参加型プログラムを開催
※来場の際には、マスクの着用、検温、手指の消毒等の感染症対策にご協力をお願いします。
※ソーシャルディスタンスを確保するため、入場者数の制限を行う場合があります。
※新型コロナウイルス感染症拡大の状況により、実施内容を一部変更する場合があります。
実施内容に変更が生じる場合は公式ウェブサイトやSNS等でお知らせします。
4 主催、後援
主催:春の食フェスティバル2022実行委員会 後援:一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会
<4カテゴリの紹介>
①東京で最高のレストラン5店舗
グルメガイド星付き店など世界的に評価の高い都内のレストラン
②世界に誇る和食 12店舗
寿司、割烹、鰻など、和食をテーマにクオリティにこだわった名店が出店
③東京で味わう世界の食 8店舗
アジアから中東、南米まで、世界の多様な食が楽しめるレストランが集結
④至高のスイーツ 10店舗
ジェラート、かき氷や和菓子など、インスタ映えするスイーツがキッチンカーなどで出店

