歌い手のAdoが2月14日より全国で順次放映される総合商社『丸紅』の新企業広告シリーズの新テレビCM「できないことは、みんなでやろう。「LIVE」篇」(90秒・30秒)で、本人が実写で登場するのは今回が初となり、ライブシーンもCM初披露となる。
また、90秒版、30秒版とも、2 月13 日から丸紅HP 内特設サイトで公開される。
https://www.marubeni.com/jp/lp2025/
トップ写真は、新TV-CM「できないことは、みんなでやろう。「LIVE」篇」より
■新テレビCMについて
今回の新CMでは、ライブ中に新曲『ロックスター』を初披露しようとした次の瞬間、停電のアクシデントに見舞われたAdoが、会場のみんなと力を合わせてそのピンチを乗り越えていく様子をドラマチックに表現。照明や楽器、ステージ機材など、すべての電源が落ちた暗闇の会場に、動揺したオーディエンスたちの戸惑う声が広がる中、Adoが取った思いも寄らない行動とは果たして……。
楽器が鳴らない中でも、観客のクラップやコーラスによって生まれた音楽がAdoの歌を支え、楽曲が成立してしまう新しい奇跡。会場が一つになった力強いパフォーマンスによって、予期せぬ困難を克服し、新しい音楽を生み出していくストーリーを通じて、「できないことは、みんなでやろう。」というメッセージを訴求する内容となっている。
Adoの伸びやかでパワフルな歌唱パフォーマンスはもちろん、実際のステージを再現した大掛かりな撮影、90秒または30秒のほとんどが暗闇の中で進んでいく前代未聞の映像表現など、見どころ満載の新CMとなっている。
■Ado起用について
国境を超えて人々の心を動かすパワーを持つAdoの歌声の魅力、そして狂言で「脇役」を意味する「Ado(アド)」という名前に表現される歌い手としての姿勢と、主役でなく黒子のように人々の想いを繋げ支えていく総合商社の在り方の共通性が、今回の起用の背景。
■CM 楽曲について
◇Adoのルーツと丸紅のスローガンを重ね合わせた新曲の歌詞
クローゼットで歌を録音していたルーツを持つAdoが、スターになるまでの物語を描いた、新曲『ロックスター』の歌詞。何かに挑戦しようとする人々の背中を押すエモーショナルな言葉が紡がれている。本CM で使用されるサビパートは、大きな夢の実現のために「一人じゃない=みんなでやろう」と歌い、「できないことは、みんなでやろう。」という丸紅のスローガンに重ね合わせている。

■Adoさんインタビュー
――今回、ご自身がCMに出演されるのは初めてでしたが、初めての演技はいかがでしたか?
今回私にとって初めてのCM出演ということで、すごく特別な体験でした。撮影でしたので、何度も同じライブシーンの動きをしましたが、やっていくうちに新しいやりがいを感じることができて、私自身ものすごく貴重な経験をすることができました。今回のCMは<ライブ中にトラブルが起こってしまった中で、お客さんを楽しませるためにライブをするAdo>というシーンを表現しているのですが、実際にライブ中にトラブルが起こってしまったら、今回のCMのシーンのように、こんなにかっこよくできる自信はありません…(笑)。ですが、このシーンを演じている中でこれから自分のライブでどんな状況になっても、どんなことが起こっても、私の力と音楽の力で絶対にみなさんを楽しませたいという思いが溢れてきたので、多くの方に楽しんでいただけたら幸いです。そして、何よりも丸紅さんの魅力が伝わっていればうれしいなと思っております。
――今回のCM は「できないことは、みんなでやろう。」というテーマですが、Ado さん自身の人生でさまざまな人と力を合わせて成し遂げたいこと、夢を教えてください。
グラミー賞を獲ることが今の夢です。その夢を実現するとなったら、本当にたくさんの方のご協力が必要です。周りのみなさまや応援してくださる方々を私なりに大切にし、大好きなこの日本のためにグラミー賞を獲ることができたらと思っております。そして、その夢を通して、いつか私は私のことを愛することができたらいいなと思っています。
――今回のCMではライブ中に機材トラブルが起きるという演出がありますが、Adoさんが経験した「予期せぬトラブル」がありましたらお聞かせください。
初ライブが「Zepp DiverCity」というずっと私が憧れていたステージで、本当に忘れられないライブでした。自分にとっても特別な一歩となるそのライブの日に向けて練習を積み重ねました。
当時の衣装は、アーティストの方がみんなつけるイヤモニ(IN EAR MONITOR)の機械を入れるためのベルトを腰に付けていて、アンコール1曲目のパフォーマンスで盛り上がってジャンプした時、その反動でベルトについていたポケットからイヤモニの機械が落ちちゃったんです。しかも、その箱が落ちると重さでイヤモニも耳から外れちゃうんです。
イヤモニが耳から外れるということはバンドさんの音とか、自分の声の返しとかが聞こえなくて、ほぼ何も聞こえない状態なんです。それでも、かすかに聞こえるバンドさんの音を拾って歌いました。それが本当に人生初のライブトラブルでして。お客さんにとってはあまり伝わらないトラブルだったと思いますが、何とか無事にライブを終えた後、スタッフさんに「どうでしたか?」 「問題ありませんでしたか?」と聞いたら、「外れてることなんて全くわからなかったよ」と言ってもらえたので対応できて良かったなと思いました。

――本CM のために制作された新曲にはどんな想いが込められていますか? また、歌唱パフォーマンスの撮影時は、どのような想いで歌われていたのでしょうか?
楽曲のタイトルは「ロックスター」です。私の楽曲ですと、「FREEDOM」でおなじみの jon-YAKITORY さんに楽曲制作をお願いしました。「FREEDOM」と同様にかっこいいロックナンバーとなっておりまして、CM の中で「今夜アタシはロックスター♪」から始まるこのフレーズが、夢を叶えたその先に立っているような感じがして、私自身もものすごくロック魂が燃えるような、たぎるような感じがして本当に大好きな楽曲です。
その後の「Hey You 一人じゃないのさ♪」「眠れないのなら さあ歌を歌おうぜ♪」というフレーズも、それこそ、丸紅さんの「できないことは、みんなでやろう。」を表現しているなと思いました。私自身もそのフレーズを、「私は一人じゃないんだ。一人でただここに立っているわけじゃないんだ。孤独が続いているわけじゃないんだ。」というふうに捉えることができて、今回の「ロックスター」は自分にとってもすごくエールになりました。
――現在大きな課題に向かって奮闘している方々にメッセージをお願いします。
何かと戦っている方、何かと向き合わなければいけない方、普段生活している皆さんの中にも大きな課題に直面している方は、きっとたくさんいらっしゃると思います。私自身もそういったことを何度も何度も経験してきました。私が今、こうしてみなさんに向けて、CM のお話をいただいた立場でお話できていることは、本当に夢のようです。最初は一人でインターネットの世界に飛び出して、夢が叶うかどうかもわからないし、いろんな人にいろんなことを言われて先が見えない、そんな自分が馬鹿なのかなと思った時間もありました。ですが、みなさんが今向き合っていることや、戦っていることや、その時間はみなさんの人生にとって、無駄になることなんて絶対ありませんし、その痛みは自分のためにもなります。そして、それを乗り越えた先のその痛みは、絶対に誰かのためになります。どうか自分を信じて進んでほしいなと思います。
絶対に叶うよとか、絶対に報われますなんて、私は皆さんの人生を背負える立場ではないので、明るいことを言えるわけではありません。ですが、必ず進んでいけば、絶対に進むので。何度も苦しんで、戻りたいと思う日も来るかもしれませんし、少し戻ってしまったり、立ち止まったりする時間もあるかもしれません。それでもどうか自分を信じて、自分が信じられないよという方がいたら、未来を信じてほしいです。未来は誰にもわかりません。わからないけど、間違っているとか、嫌なことが起こると確定しているわけじゃない。わからないからこそ、楽しいこととか報われることとか、希望の光が差すかもしれない。私はそうやって未来を信じて、進んで、そして今、その未来に到達したので、わからない未来が私達にはあるからこそ、どうか信じて進んでほしいなと思います。
今向き合っていることは、絶対に自分のためになります。少なくとも私は、そんな皆さんのことを信じています。これから先もみなさんの中に温かな思いや、新しい光が差し込むことを、いち人間として祈っております。
【新テレビCM概要】
・タイトル:「できないことは、みんなでやろう。「LIVE」篇」(90秒、30秒)
・出演:Ado
・放映日:2025年2月14日(金)~
・放映先:全国
・CM本編URL:
https://youtu.be/DkwdKF8DIhE(90秒版)
https://youtu.be/8EZWusby6TI(30秒版)
■スローガン「できないことは、みんなでやろう。」について
丸紅の仕事は、総合商社として世界中のさまざまな課題に向き合い、解決策を創出することです。もちろん、丸紅だけで全ての課題を解決することはできません。世界中の人や企業がそれぞれの強みを掛け合わせて大きな力とすることで、社会に新しい価値を生み出していこう――。「できないことは、みんなでやろう。」というスローガンには、丸紅のそんな思いが込められている。








