元プロテニスプレーヤーでタレント・松岡修造（48）、男子テニスの錦織圭選手（25）、女子卓球の石川佳純選手（22）が25日、都内で『ママの公式スポンサー』キャンペーン発表会に出席した。
国際オリンピック委員会（IOC）のワールドワイドスポンサーを務めるP＆Gが行うオリンピックキャンペーンの一環。これまでの素晴らしい活躍をサポートしてくれた母への感謝を表現する『ママの公式スポンサー』アンバサダーに錦織選手と石川選手が就任した。
一方の松岡は今回、熱血応援リーダーに選ばれることに。この理由として、プロのアスリートであること、スポーツ万能でいろんなスポーツに長けている、後進のプロスポーツ選手の育成への情熱、さらに、松岡のエネルギーがあれば熱血の応援になり、世界中を熱く応援できると、さまざまなことから起用となった。
松岡は登壇するなり「すごい数の記者の方が集まって頂きました。世界的な選手が2人来るし、圭となかなか会えないんで、僕も楽しみにしています。僕もそちら（マスコミ）サイドです！」と、さっそく熱いコメントが。熱血応援リーダー就任し、「すごく自分にとってピタッとハマる言葉です。だからこそリオデジャネイロ五輪へはより熱くなってサポートしていきたい」と、気合を入れた。
錦織選手と石川選手は普段、恥ずかしかったり、忙しかったりで母親には「ありがとう」と感謝の言葉を伝えられていないそうだが、本イベントを機に言いたいとごあいさつ。
母親への思い出へ錦織選手は「すごく優しいお母さんで、怒るのはお父さんの役目。周りの状況を見て、心のサポートをしてくれて、ご飯を作ってくれて、家の掃除とか細かいところをやってくれています」とのこと。石川選手は、母親が自身のコーチということもあり、「母は厳しく指導して、父が優しい。普段はお姉さんのような感じでしゃべるんです。ちっちゃい頃は厳しかったですけど、いまは楽しい話をする機会もあります」と関係を話しつつ、「昔小学校のころ水泳やっていたんですけど、ズル休みして行かないと言ったんですけど、それを見破られて引っ張ってスイミングスクールのバスに乗せられて、行ったのは覚えています。苦しいところで逃げないというのはそこで教わったような気がします」と、エピソードも披露した。
そんな2人に母親への感謝の言葉を伝えてもらうために「ありがとう」であいうえお作文をすることに。錦織選手は、「“あ”らためて “り”ょうしんに “がん”ばって伝えよう “と”くべつな感謝の気持ち “う”まく伝わるかな」としたため、石川選手は「“あ”かるくて、元気をくれる “リ”オは緊張するけど “が”んばるからね！！ “と”ことん夢を応援してくれて “う”れしいです。ありがとう！！」と、感謝を伝えていた。
石川選手がリオ五輪の話題を出したため、五輪へどう思っているかという質問があると、錦織選手は「時間はまだまだあると思いますけど、それまでにしっかり成長して、メダルを獲りにいけるように頑張りたい」と、抱負を語り、石川選手も「ロンドン五輪のときから4年間で成長したと思いますし、リオでは個人戦でも団体戦でもメダルを目指して頑張りたいですし、一番の自分で戦えるようにしっかり準備していきたいと思います」と、意欲的だった。
今後、錦織選手と石川選手はテレビやWebショートムービーなどに登場となる。
