“キングカズ”ことJ2・横浜FCのプロサッカー選手・三浦知良(46)が30日、都内・日本橋西川で行われた寝具メーカー・東京西川とのパートナー契約&新CM発表会に出席した。
東京西川は、三浦選手とパートナー契約を締結し、5月1日から放送されるマットレス『AiR(エアー)』の新テレビCMに三浦選手を起用。場内では、三浦選手がマットレスに寝転びながら、「♪グッドナイト～」とゴキゲンに歌うCMが流れた。
三浦選手は、歌うところは「アドリブじゃないですよ(笑)」と笑い飛ばしたが、「楽しかったです。非常に雰囲気良くリラックスして撮影しましたし、テンポがよかった」と撮影を振り返り、寝具にも「非常に気持ちいいですね。寝不足だったので助かりました」と、ご満悦。パートナー契約について、「歴史の長い寝具を扱って、いろんな人に提供していた西川さんが僕とパートナーシップを結べたのは、本当に光栄に思います」と、素直に喜んだ。
三浦選手と同い年の西川八一行社長(46)も「できることならなんでもしたい。成功されることを心から祈っています」と、全面バックアップを約束。現在、三浦選手をモデルとした特注マットレス『カズモデル』も製作中とのことで、三浦選手は「デザインやラベルだったり参加させていただいているので、出来上がりが本当に楽しみです」と、期待していた。
きょう30日より公開される『AiR』のWEBサイトで、三浦選手にインタビューしている西川産業株式会社チーフブランドオフィサー・おちまさと氏(47)とのトークセッションも行われ、おち氏は「食生活からご家族の話まで、何を聞いても答えたくださった」と、三浦選手を称賛。さらに数々のマラソン大会に出場しているおち氏が、ヒザの故障を三浦選手に相談したところ、自宅まで招いて、トレーナーを紹介してくれたという男前なエピソードを紹介した。
三浦選手の日常は、「食事の時間からトレーニングの時間、マッサージの時間はほぼ決まっています。1週間で試合を中心に逆算しながら生活している。リズムはいいと思います」というほど徹底しており、「朝は6時半から7時の間に起きて、7時に朝食をとる。夕食は必ず午後6時にとるようにしています」という規則正しい生活を送っているとのこと。
気になる睡眠については、「去年なんかは夜の7時、8時に寝てしまうことがあったけど、どうしても夜中に目が覚めてしまう。我慢して10時、11時ぐらいまで起きていて、一気に寝るようにしています」と明かし、昨年11月にフットサルW杯のときから『AiR』を持ち歩くようになったそうで、「マットも身体に合ったものにしてもらって、安心できる、信頼できるベッドに入れるので、寝付くのも早くなった。今年もすべての遠征にマットも枕も両方持って行ってます」と、全幅の信頼を寄せている。
寝具にこだわりを持つ三浦選手に対し、おち氏が「“寝具”カズですね」とダジャレをかますも、三浦選手は「出てくる前に言ってほしいって言われたけど、『多分ダメだと思うんだよね』ってやめたんですよ」と、苦笑いしていた。
そして、三浦選手は睡眠で悩んでいる人たちへ「いま社会でストレスのある生活を送っている方が多いと思うので、『AiR』のマットでいい睡眠をとって、リフレッシュできるようにしてもらいたい」と、メッセージを。
5月3日は味の素スタジアムで東京ヴェルディとの対戦を予定しており、報道陣が「『AiR』の力でゴール？」と、Jリーグの最年長得点記録を更新し続ける三浦選手に期待を寄せると、「そういうことにしときましょう」とニヤリ。いままで見た夢については、「サッカーの夢をよく見て、自分自身ネガティブだと思ってないけど、なんかゴールしそうで外す夢が多い。本番では決定力を上げていきたいと思います」とこぼし、報道陣を沸かせた。
また、発表会には、公益財団法人日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎氏(76)も出席。東京西川が賛同している『JFA こころのプロジェクト』について、サッカー選手や他競技のアスリートの現役、OB、OGらが授業を行う『夢の教室』が、小学校で開催されていることも告知した。
