マルチスポーツブランド『adidas(アディダス)』は、6月30日東京・両国国技館で、最新フットボールスパイクのお披露目となる「adidas X/ACE Japan Launch Event」を開催した。
本イベントの第1部は、日本のフットボールを本気で強くするための討論会「ADIDAS NEW FOOTBALL SUMMIT」を実施。その後は、「アディダス」と契約している日本を代表する豪華フットボール選手の中から16名が登場し、“NEW FOOTBALL宣言”に対しての調印式を行った。2部では、BE THE DIFFERENCE のコンセプトのもと、新しいルールを取り入れたフットボールゲーム「2on2」のトーナメントを実施。
ドイツ・ブンデスリーガ『ボルシア・ドルトムント』MF香川真司選手(26)、J1『ガンバ大阪』FW宇佐美貴史(23)、ドイツ・ブンデスリーガ『1.FSVマインツ05』FW武藤嘉紀選手(22)、ドイツ・ブンデスリーガ『ハンブルガーSV』MF酒井高徳選手(24)、J1『浦和レッズ』DF槙野智章選手(28)、J1『浦和レッズ』MF柏木陽介選手(27)、J1『FC東京』GK権田修一選手(26)、J1『名古屋グランパスエイト』FW川又堅碁選手(25)、J1『ベガルタ仙台』MF奧埜博亮選手(25)、J1『ベガルタ仙台』FW金園英学選手(26)、J1『モンテディオ山形』GK摂津颯登選手(18)、J1『ベガルタ仙台』MF茂木駿佑選手(18)、J1『FC東京』DF小川諒也選手(18)の13人が出場した。
第一試合 武藤選手 宇佐美選手VS酒井選手 川又選手
第二試合 茂木選手 小川選手VS権田選手 摂津選手
第三試合 茂木選手 小川選手VS金園選手 奥埜選手
酒井選手は、「難しいですね。(新スパイクについては、)足にあって触りやすいし、いい感触だったかなぁと思います」。
宇佐美選手は、「思った以上に難しかったですが、ボールもすごく入ってくるので楽しかったです。(新スパイクについては、僕は)シュートとボールタッチが武器なので、やりやすかったですし、手助けしてもらいました」。
第四試合 酒井選手 香川選手VS槙野選手 柏木選手
「ゴールはあまり関係ないですよ」といっていた、関係者の言葉に反して、やはり、サッカー選手の本能なのだろう。これまで技を魅せるというよりはゴールを狙いに行く。相手をかわすときにところどころ魅せるプレイがでる。そんな中、エンターテイナーの槙野は、猛然と香川にプレッシャーをかけたり、この日行われた試合での初ファールや、ボールをウェアの中に入れて走るなど、魅せる魅せる!
柏木選手は、「どうしたらいいかわからないです。空気感じられなかったです。すいません」と、反省。香川は、「相手が浦和レッズだったので負けられないでしょ。やっぱ!」というも、会場の反応が薄く「すべっちゃった?」と、苦笑い。
第五試合 武藤選手 香川選手VS槙野選手 柏木選手
槙野選手は、「客席に、松岡修造さんと香川真司さんがいるんですけど」と、モノマネの松岡修造さんと香川真司さんを指す。盛り上がる中、「並ぶ?細かすぎて伝わらない選手権見て似ていたもんね」というと、香川選手は、「ついに対面か」と感慨深げだったが、大人の事情で実現ならず。
そこへ、7月5日に放送された『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!2015夏の決戦スペシャル』(テレビ朝日系)のテレビ収録のため、「この戦いに私も参加させていただきます。よろしくお願いいたします。申し訳ないですけど、急きょ日本代表と対戦。4分だけやらさせていただきます」と、お笑いコンビ『とんねるず』の木梨憲武が乱入!
香川選手は、「やっとじつげんしたので。ガチで行きます」というと、のりさんは、「夜の飲みは結構やってるんですけど。言っておきたいのはキングカズより5歳年上でいまだにプレイしてます」というと、拍手喝采が。
武藤選手は、「今日は気楽に本気で」というと、すかさず、FC東京でのラスト試合でのことを取り上げ、ノリさんは、「こないだ泣いたくせにー」と、ツッコミ。武藤選手は、照れ笑いしながら、「ドイツ行く前のこれが本当のラストゲーム」と、気合を入れる。
2on3の変則マッチで行われ、ノリさんは、どフリーをはずす。場外に出されPKを獲得するも、壁にあたってPK失敗。そこでさらに助っ人を入れ、4on2となりふり構わない。結果、木梨チームが3-2で勝利。
香川選手は、「悔しいです」というと、武藤選手は、「リベンジ。ノリさんがドイツに来てくれるということで、真司くんと2人で再挑戦したい」という。ノリさんは、「いま夏ですけど、冬のお正月スペシャルでは、ドイツでどんな暮らししているのか」と、予告。
このあと、柏木選手、槙野選手、武藤選手、香川選手が1人2球ずつサインボールを会場に蹴ってプレゼント!
MCが「槙野選手からメッセージがあります」と、うながされ、槙野選手が、「みなさんもごぞんじの通り」というと、会場から「(水沢)アリー」コールが起き、これには、思わず照れ笑い。そして、「仕切りなおします」というと、「皆さんも御存知の通りですね。この夏からですね、ドイツに渡る」というと、槙野選手のことだと思った会場からは「え~、え~」と、驚きの声が。「選手がここにひとりいます」というと、笑いと拍手が起きる。
槙野選手は、「武藤選手、日本を暑くしてくれてありがとう。Jリーグを暑くしてくれてありがとう。この夏、あなたが日本を旅立ち、たくさんの女性が悲しむことでしょう。その武藤ファンを真木のファンにしたいと思います」というと、ガッツポーズ!
「ぜひ、ドイツでもたくましく頑張ってください!応援してます」と、槙野選手らしいエールで会場を盛り上げる。
柏木選手は、「武藤くん、今日はじめましてです。まともにしゃべったことなかったんで、何であいさつしているか、ここのピッチに立っているかわかってないんですけども。僕だけ海外渡ったことないということで、俺の分も頑張ってきてください。これからよろしくお願い致します」と、笑いが起きる。
香川選手から、代表して花束贈呈を行った後、「同じブンデスリーガに移籍するということで、これからドイツの舞台で一緒になって頑張って行きたいなぁと思っているので、よろしくお願い致します。がんばりましょう」と、真面目にエール。
武藤選手は、「これが本当に日本でのラスト試合だったので、これだけ大勢の方に来てくださってもらって、本当に幸せだと思いました。これからも武藤嘉紀の応援とアディダスの応援よろしくお願いいたします」と、笑顔であいさつ。
最後に槙野選手は、「みなさん、ドカンとやる準備はいいですか。準備はできてるかい、準備はできてるね。準備はできてるね」と、煽ると、「それではみなさんスタンダップ!ここにきたら、右の人、左の人みんな友だちだよね。恥ずかしがっているキミ、ノンノンノン!右、肩置いちゃおうよ、左、肩置いちゃおうよ。OK?OKなのかよ、ウォー、ウォー」と、妙なノリで会場を盛り上げ、選手と会場全員で「♪オーレオレオレ~」と、『WE ARE THE CHAMP(ウィー アー ザ チャンプ)~THE NAME OF THE GAME~』合唱しながら身体を左右に揺らす。
7月1日より発売される最新フットボールスパイクは、フットボールにおいて、試合を支配するような圧倒的な個の力を持つプレイヤーの必要性を見出し、そのような選手たちを支援、創出していくという“THE NEW FOOTBALL”のコンセプトのもとに開発された。プレイメーカーに向けたスパイク「ACE(エース)」と膠着状態を一瞬で破壊するゲームチェンジャーに向けたスパイク「X(エックス)」だ。