【ロンドン五輪】柔道男子81キロ級!中井貴裕、3位決定戦で敗れ号泣

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 ロンドンオリンピック大会5日目の31日、柔道は男子81キロ級の中井貴裕(=流通経済大、21)が登場。中井は、敗者復活戦を勝ち上がり、3位決定戦で銅メダルを狙ったが、ロシアのニフォントフの返し技を食らい敗れ、号泣した。

 中井貴裕 ○(指導2 有効)× レアンドロ・ギヘイロ(ブラジル)

 吹っ切れたように、気迫を前面に出して攻める中井。足技、投げ技を繰り出し、崩れたところを寝技と、身体を密着させるように攻めていく中井。

 中井の真骨頂である、いやらしい柔道にギヘイロも嫌がっているようで、技が出てこないため、「指導」を2つ与えられる。中井が「有効」のポイントを取り、優位に進める。

 残り30秒、中井が内股を放ったところ、隅返しでの切り替えしはね「有効」かとヒヤリとしたが、ノーポイント。

 その後、中井が「指導」をひとつもらうが、なんとか逃げ切った。

 3位決定戦 中井貴裕 ×(合わせ技 1本)○ イヴァン・ニフォントフ(ロシア)

 開始から中井が半身の姿勢から積極的に技を仕掛ける。相手の出かたを見つつ内股、体落とし、組んだ瞬間に小外刈りと、投げ技、足技を繰り出す。

 2分過ぎには、相手に「指導」が入ると、流れは中井とおもわれた瞬間だった、技を掛けに行ったところを、相手に返し技をくらい「技あり」のポイントを取られる。

 これで後がなくなった中井は、より積極果敢に攻めていくが、2分52秒、再び、返し技を食らってしまい、「合わせ技」で「1本」取られ、残念ながらメダルには届かず5位。

 最後の礼をした瞬間、中井は顔をくしゃくしゃにしながら悔し涙を流した。

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