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サッカー男子日本代表、初戦4-0で快勝!遠藤、岡崎、本田、吉田とゴールラッシュ

 サッカー男子日本代表は12日、オーストラリアのニューカッスル・スタジアムで、「AFCアジアカップ」グループD初戦となるパレスチナ代表と対戦し、4-0と勝利した。

 現地は、雨がやんで強い風が吹くコンディションの中、先発メンバーは、アギーレジャパンの申し子たちではなく、LWGに入った乾以外、ザックジャパンのメンバーを主体にした4-3-3。

 日本代表先発メンバーは、GK 川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー)、RSB酒井高徳(シュトゥットガルト/ドイツ)、CB森重真人(FC東京)、CB吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)、LSB長友佑都(インテル/イタリア)、RMF遠藤保仁(ガンバ大阪)、CMF長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)、LMF香川真司(ドルトムント/ドイツ)、RWG本田圭佑(ミラン/イタリア)、CF岡崎慎司(マインツ/ドイツ)、LWG乾貴士(フランクフルト/ドイツ)

 前回大会優勝の日本は、ディフェンディングチャンピオンとして2連覇のために、負けられない戦い。対戦相手のパレスチナは、「AFCチャレンジカップ」を勝ち上がり「AFCアジアカップ」初出場。「爆弾と戦争だけじゃないことを示したい。勝ってパレスチナの国民に喜んでもらいたいい。世界にパレスチナをアピールしたい」と、意気込む。

 試合直前まで雨が降り、スリッピーなピッチに断続的に10メートル前後の強風というコンディションの中、日本は前半風下でキックオフ。

 ボールを奪ってカウンターのパレスチナ。開始1分パス回しから乾選手→長友選手と左サイドをかけあがり、岡崎選手から本田選手へのボールはオフサイド。縦へのロングボールが風で戻されるため、グラウンダーのボールで縦にボールをつないでいく。

 前半8分、乾選手からパスを受けた遠藤選手の地をはうようなグラウンダーのミドルシュートが決まって1-0。25分、長友選手がエンドラインギリギリからマイナスのクロス。香川選手のミドルシュートを岡崎選手が頭であててゴール2-0。

 42分、遠藤選手が左ショートコーナー。香川選手がペナルティーエリアで倒されPK。43分、キッカーは本田選手。冷静にゴールキーパーの逆を突いて3-0とし、前半終了。

 後半から乾選手に変えて清武弘嗣選手(ハノーファー/ドイツ)を投入。後半4分、遠藤選手から香川選手が反転してファーサイドにクロス。そこに吉田選手がドンピシャのヘッド4-0と差を広げる。

 後半12分遠藤選手→14.武藤嘉紀選手(FC東京)。清武選手がMFに下がって武藤選手がFWの位置に上る。27分、パレスチナDFマハイナがこの日2枚めのイエローでレッドカード退場となり10人に。

 後半33分、岡崎選手に代えて豊田陽平選手(サガン鳥栖)を投入。攻める意志を示したが、攻めあぐねて追加点にはならず。

 試合はこのまま終了。日本代表が4-0でパレスチナ代表を完封。アジアカップの初戦を制し連覇に向け好発進。日本代表は、16日にグループステージ第2節で、前々回覇者のイラク代表と対戦する。

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