
『アサヒビール オクトーバーフェスト 日比谷 秋の収穫祭 2014』オープニングセレモニーが4日、東京・日比谷公園で華やかに開かれ、日本の金メダリスト選手10人がお祝いにかけつけた。
2005年から毎年開催し、今年で10年目となる都心で収穫の秋を祝うビールイベント。これまでの9年間で83万人が訪れるという人気のもので、今年は4日から7日までの4日間、日比谷公園で開催されることとなった。テーマカラーは、4月にInternational―Style Lager部門で『アサヒスーパードライ』が金賞を受賞したことなどから「金」と設定され、それに合わせて金メダリストが集合となった。
本日は柔道の古賀稔彦さん(46)、水泳の岩崎恭子さん(36)、柴田亜衣さん(32)、スキージャンプの船木和喜さん(39)、スキーの荻原健司さん(44)、体操の冨田洋之さん(33)、柔道の瀧本誠さん(39)、スピードスケートの西谷岳文さん(35)、ソフトボールの伊藤幸子さん(38)、三科真澄さん(32)がそれぞれ首から金メダルをさげての登場となった。

巨大缶がお披露目され、そこに入れたサインについて、各々が解説することに。そのなかでも「本気は本物か?」としたためた荻原さんは、「オリンピックのために限界に挑んだつもりですが、途中で投げ出そうとしたことも何度もありました。そのときに自分の本気はほんものなのか、奮い立たせてました」というエピソードや、「素直」と書いた岩崎さんは「ヘッドコーチがスランプの時期に、『なんでメダルが取れたか分かる?素直さがあったからだよ』と言われたんです。そのころ素直さに欠けてたかなと」と、苦笑いしながら告白。
さらに、10人それぞれの名前入りの黄金缶のスーパードライを贈呈され、古賀さんは「このビールは私の中には宝物になりました。なかなか飲めないですけど、私には教え子がいるので、2年後のリオのオリンピック、6年後の東京オリンピックなどでもしも金メダルを取った時に祝杯を上げるために、これを大事に冷蔵庫に取っておきます」と、後に続く選手たちへ激励のメッセージ。岩崎さんも「今まで生きてきた中で…」と、岩崎さんが1992年のバルセロナオリンピックで金メダルを取った時を彷彿とさせるコメントで沸かせつつ、「特別なものを頂き嬉しいです。金メダルをとったご褒美かなと思っています」と、笑みを見せていた。
そしてスーパードライでの乾杯でオクトーバーフェスト2014が幕開けとなった。














