W杯ブラジル大会1次リーグE組の「スイスVSエクアドル」(エスタジオ・ナシオナル)が15日午後1時(日本時間16日午前1時)、ブラジル・ブラジリアで行われた。
固い守備からのカウンターとセットプレイが特徴のエクアドルとドイツやイタリアなどヨーロッパリーグで活躍する若手タレントが揃うスイス。
前半22分 エクアドルが、持ち前のカウンターからチャンスを作る。左深い位置からのフリーキック。にヘッドで合わせ先制!キッカーのWアジョビがゴール前ニアにボールを入れる。エネル・バレンシアがヘディングで合わせて先制。
スイスは、真ん中を絞るエクアドルに対して、RSBロドリゲスとLSBリヒトシュタイナーの両翼が積極的に攻撃参加するも、中での動きがないため、シュートまでいけない。
後半スイスは、MFシュトッカーに代わって、メラメディを投入。それが早速奏功する。後半3分 左コーナーキックから、そのメラメディが頭で合わせ同点。
その後は、サイドから攻めるスイス、カウンターで攻めるエクアドルとお互いが持ち味を出すも、一進一退の攻防が続く。
後半43分 エクアドルは、『マンチェスター・ユナイテッド』(イギリス)所属のアントニオ・バレンシアがドリブル右サイドを駆け上がる。中央にクロスを送るも、ゴール前の味方には合わない。
アディショナルタイム3分のうち、2分が過ぎ、引き分けも見えた後半48分 今度は、スイスがカウンター。ロドリゲスが左サイド敵陣深くからクロスを送ると、後半30分に途中から入ったセフェロビッチがニアサイドで合わせて逆転に成功する。
スイスは、後半に入った2人が、決定的な仕事をして2-1とエクアドルに逆転勝ちした。