世界中のtheaterをexcitingなdance floorへと一変させる極上のダンスエンタテインメント、タマホームpresents『バーン・ザ・フロア Dance with You』がいよいよ5月2日の東京・東急シアターオーブ（渋谷ヒカリエ11Ｆ）公演よりスタートする。18日まで大阪・名古屋など3都市で20公演が行われる。
そこで、2009年より「バーン・ザ・フロア・カンパニー」に参加し、カンパニーのムードメーカー的存在であるダンサーのサント・コスタさんとジェナ・グレンジャーさんに、同舞台の魅力や見どころ。さらに、12年の日本公演に続き2度目となるスペシャル・ゲストダンサーとして出演する、人気デュオ『タッキー＆翼』で歌手・俳優として活躍する今井翼（32）のことなどを聞いた。
（【インタビュー・前編】劇場をダンスフロアに変える舞台「バーン・ザ・フロア」ダンサー2人！日本人ファンの熱狂ぶりに仰天の続き）
「バーン・ザ・フロア」のダンサーは各国の競技ダンス大会のチャンピオンやファイナリストなど、世界トップレベルの実力者が勢揃い。彼らの鍛え抜かれた肉体が魅せる卓越したダンステクニックや、ずば抜けた身体能力から繰り出されるスピーディでエネルギッシュなパフォーマンスはドラマチックで刺激的！ダンサーがステップを踏むたびに、肉体の美しさに心を奪われ、心がときめくハズ。
そして、ステージを構成する多彩なダンスシーンの中には、観る者の心をときめかせるドラマチックな男女の心象風景が見事に描かれ、言葉よりも雄弁にダンスで愛を語るものもある。映画を観るように、一編の小説を読むように、シーンの中に引き込まれていく観客の中にはステージ上で繰り広げられる男女の駆け引きに自らの体験を重ね合わせる人もいるだろう。
記者 今井翼さんが、12年の日本公演以来2度目のスペシャル・ゲストダンサーに抜てきされました。彼は、ダンス修行のため単身ニューヨークに渡ったり、25歳からは本場スペインで継続的にフラメンコを学んでおり、ダンスに対する情熱を持っていることで知られていますが、今井翼さんの印象はいかがですか？
サント 才能のある方だと思うよ。今回は成熟されていろんな演目の中に入ってきますよ。芸術監督・振付のジェイソン・ギルキソン自身もステップアップするような振り付けをしている。前回と違って、全体的なショーの中でかなりな部分でダンスを披露しているよ。リハーサルを一緒にしてるけど、彼は練習熱心だ。日本のお客様は、彼のダンスを見たら、驚くに違いない。彼の素晴らしいダンスを誇りに思うよ。彼はプロで謙虚さがあるし、カッコいい人だよ。みんなにやさしくて、あれだけのスターなのに、我々に差し入れを持ってきてくれたりするんだ。逆に、我々をサポートしてくれて素晴らしい人という印象だよ。
ジェナ 彼は努力をする人だと思うわ。2年前に比べてもパフォーマンスも良くなっているし、短い時間のリハーサルでもステージ上で我々とうまくコミュニケーションがとれている。才能に恵まれた方だなぁと思うわ。20人いる大きなグループの中にポンと入ってきて、すんなり溶け込んでしまうという素晴らしい才能をお持ちの方だなと思うわ。
記者 ところで、ノンストップの2時間踊りっぱなしは女性にとってかなりきついのでは？
ジェナ ハードですが、男性の方がもっとしんどいと思うわよ。男性の方が全体としてはステージに立つ楽曲が多いと思うから。
サント グループ全体で均等に疲れます（笑）すべてを出すので疲労困憊の状態になりますよ。2時間踊るとぐったり。ヘトヘトになるよ。それに耐えられない人は、カンパニーから去っていきます。残る人は毎日毎日110％の力を出している。
記者 そうすると、1日2回の公演は正直キツイですよね？
ジェナ かなりきついわ（笑）。東京は、2回公演が3日間合って、合計で9回公演するでしょ、きついのは事実です。
サント （困ったような何とも言えない表情になる）。5年間関わって来て、1週間に8回やるときがあるんだけど、お客さんから、「8回やらなくていいんじゃない。4回ぐらいでいいよ」と、質が落ちることを心配する声がでるほどだよ。だけど、自分たちはそれはない。絶対コンスタントに最高のものをお客さんに出すように最善を尽くしているからね。例えば、仮にデートで女の子を連れてきたとして、パフォーマンスが落ちた舞台を見せたら、「こんなくだらないショーにお金使うのあんたは」と、2人の関係がダメになるかもしれないだろ（笑）そういうことをさせてはいけないんだ。僕たちは、素晴らしいショーをお見せする。エンターテインメントをするんだという責任があるので手を抜くことはしない。でも、できれば減らしてもらえればいいかな（と、本音とも冗談ともいえる言葉をいうと苦笑いする）。
記者 その体力作りの方法は？
サント トレーニングはバッチリやってるよ。でも、一番効果があるのは、ステージでやることさ。何時間もジョギングしたからってステージに生かされることはないよ。ステージがトレーニングのひとつの場なのさ。もちろん、基礎体力作りは、週4回ジムに行ってウエイトトレーニングをやっている。食事も体にいいものをとるように気を使っているしね。できるだけ炭水化物は摂らないようにして、プロテインを摂るようにしているんだけど、たまに、どうしてもマクドナルドやお寿司が僕を呼んでいる時があるんだ（笑）。そういうとき？もちろん食べるよ。たまにはね（笑）。
記者 最後に、この舞台での2人の見どころのシーンを教えてください
サント 自分たちのココを観てほしいというより、『バーン・ザ・フロア』全体を観てほしい。エネルギーやパッションを感じてほしい。2時間、緊張しっぱなしのコンスタントなパワー全開のエンターテインメントショーをぜひ楽しんでほしいね。ダンスが好きじゃないという人もこのショーは好きになるんだ。男性が特に、「ダンスは元々嫌いだ」といっても、このショーを観ると、「このショーだけは僕は好きだ」と、言うからね。
2人のことでいうならば、彼女を空中に放り投げるというアクロバティックなこともするので、そこを見てほしい。ただ、2人たけで何かをするというのは、今回はないので、「ボールルームブリッツ」と「ボールルームビート」。早いナンバーで「ロックンロール」系のナンバーもあったりする。そこには、いろんな仕掛けがあるので、そこを楽しんでいただきたい。
記者 ところで、お2人はダンスパートナーであると同時にプライベートでもパートナーだとお伺いしましたが、例えばフィギュアのペアダンスも公私ともにパートナーというパターンが多いようですが、サントさんとジェナさんはどちらが先でしたか？
サント 僕たちは、ダンスパートナーを組む1年半前から付き合っていたよ。そのころ彼女は別なダンスパートナーで舞台に立っていた。ある日、マネージメント側に僕たちのことを話したら、マネージメント側もショーでパートナーを組んでもらって、一緒にツアーをまわった方がいいよねと言ってくれた。
記者 公私にわたるパートナーということで、やりづらいこととかはありますか？
サント そんなことはないよ。実際、カップルもいてパートナーでいることにストレスに感じている人たちもいるけど、我々の場合には、お互いにプロとして個人として尊敬しあっているのでないです。プライべートでデートを楽しむ関係だったので、その段階でお互いを分かったうえで関わってきたからね。ダンスパートナーとしてはじめた場合は、相手にストレスを感じてドンドン知らないうちにたまっていってしまうということはあっただろうけど。
記者 それではケンカしても大丈夫？
サント 意見が違うことでディスカッションすることはあるけど、一般的な意味でのケンカはないよ。お互いを尊重しているし、ジェナがこういうだろうということもわかっているので、ケンカにならないんだ。
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■サント・コスタ
ラテンダンスを続けて13年。その間、海外でも数々の競技会に出場し、オーストラリアのジュニア・ユース・ラテンチャンピオン。またサザンクロス・ビクトリアオープン選手権では、アマチュア・ラテンチャンピオンに輝いている。3度目の日本公演出演。
■ジェナ・グレンジャー
3歳からダンスを習い始める。バレエ、ジャズ、タップ、コンテンポラリー、ヒップホップと多くのジャンルのダンスを学ぶ。「So You Think You Can Dance」(アメリカ：FOXで放送している芸能人とプロのダンサーが組んで踊るダンスオーディション番組)で振付家のトニー・メレディスをサポート。前回に続き、2度目の日本公演出演。
■公演概要
○公演名称タマホーム presents 「バーン・ザ・フロア Dance with You 」
○東京公演
公演日程 2014年5月2～7日＜全9回公演＞
会場東急シアターオーブ（渋谷ヒカリエ11Ｆ）
お問合せサンライズプロモーション東京0570-00-3337（10：00～19：00）
主催フジテレビジョン／ニッポン放送／サンライズプロモーション東京
後援TOKYOFM／FMヨコハマ
○大阪公演
公演日程2014年5月9～13日＜全7回公演＞
会場フェスティバルホール
お問合せバーン・ザ・フロア大阪公演事務局06-7732-8885（10：00～19：00）
主催関西テレビ放送
後援FM802／FM COCOLO
○名古屋公演
公演日程2014年5月16～18日＜全4回公演＞
会場名古屋国際会議場センチュリーホール
お問合せサンデーフォークプロモーション052-320-9100（10：00～18：00）
主催東海テレビ放送／サンデーフォークプロモーション
協力 東海ラジオ／ZIP-FM
特別協賛タマホーム株式会社
企画・招聘関西テレビ放送
○日本公演公式サイト
http://www.ktv.jp/btf
