/【インタビュー前篇】SDN48野呂佳代 初ミュージカルで主演!プロに囲まれ笑顔なし

【インタビュー前篇】SDN48野呂佳代 初ミュージカルで主演!プロに囲まれ笑顔なし

20120105舞台「パルレ」野呂佳代
SDN48のキャプテン・野呂佳代

 3月31日の「さよならコンサート」をもって、全員卒業する『SDN48』のキャプテンの“ノンティー”こと野呂佳代(28)が5日、都内で行われた初のミュージカル出演で主役を務める韓国オリジナルミュージカル『パルレ?洗濯?』(演出:チユ・ミンジュ)の製作発表イベントに出席。

 イベント終了後、『芸能ニュースラウンジ』の独占インタビューに答え、このミュージカルにかける思いや卒業を目前に控え、『SDN48』を応援してくれたファンへの思いなど、心情を語った。

 野呂は、登壇時から、ずっと真顔で、緊張しているのがありあり。普段の明るいムードメーカーとは一変、新しい家に入れられた猫のように自信なさげで、どこかオドオドした表情をしていた。

 というのも、 同ミュージカルは、05年に韓国で初演されると、その年に『韓国ミュージカル大賞』の「作詞賞」と「脚本賞」を受賞。さらに、10年には、『第4回ザ・ミュージカル・アワード』の「最優秀作品賞」「脚本賞」「作詞・作曲賞」を獲得。7年もの間、ロングラン上演されており、海外初公演となる。

20120105舞台「パルレ」野呂佳代
よき先輩たちとミュージカルのプロに囲まれ勉強の日々

 ことに加え、野呂とWキャストとなる主演のナヨン役に、劇団四季を退団後初舞台となる木村花代(34)。相手役の青年ソロンゴ役に、『レ・ミゼラブル』に出演経験もある松原剛志(32)と野島直人(30)。そして、韓国で社会現象を起こした大ヒットドラマ『シークレットガーデン』で、天才ミュージシャン“SUN”の歌声を実際に担当したK-POPシンガーのLEN(28)というトリプルキャスト。

 そのほかにも、最近、ミュージカルや舞台で活躍している川島なお美(51)、元宝塚歌劇団花組娘役トップの大鳥れい(38)、11年『レ・ミゼラブル』でミュージカルデビューも果たした三波豊和(56)、さらに劇団四季出身の実力派、安福毅、上田亜希子(30)、奈良坂潤紀(30)と、プロのミュージカル俳優・女優が勢ぞろいしているからだ。

 野呂は、「本当にもうずっと足がプルプルしてて、歌も…。いままでで一番緊張してます。みなさん大人で、生きてきている世界が全然違う。きょうの会見は話したりして余裕がありますけど、いつもはしゃべらないし、あまり笑わないんです。ついていくのに必死で、余裕がないんですよ、まったく!」と、心境を語った。

 記者会見でも、「周りの先輩方にご迷惑がかからないよう、足を引っ張らないように頑張っていこうと思います。ミュージカルの歌い方をやったことがないけれど、AKB48、SDN48の6年間で、何事も堂々とやることを学んだので、みなさんや先生に教えてもらって、本番までに堂々と歌えるまでに頑張りたい」と、必死さが伝わってくるコメントをしていた。

20120105舞台「パルレ」野呂佳代
トークでは持ち前のお笑いセンスで爆笑を誘う

 それでも、「3人の相手役のうち誰が好み?」と問われた時に、事務所の先輩でもある三波豊和が、「三波豊和だよ」というと、「オチを先にいったらダメですよ?」と、笑顔になりながら、「三波豊和さんです」と、落として笑いを取った。また、相手役のLENの印象を語るときに、「最初は、シャイだったのに、ポスター撮影の時に、いきなり、肩を組みだして、テンションが上がった」と、身振り手振りをマネながら、「本当はどっち?」と突っ込むなど、漫才日本一決定戦『M-1グランプリ』に2度の出場経験を持ち、『キングオブコント』にも出場経験があるなど、お笑い担当の真骨頂を発揮し、会見を盛り上げた。

 また、不安要素とは逆に、「ココだけは負けないというものは」と聞いたときには、「ナヨンは田舎から出てきて、ハッキリ物事を言ったりとか、思ったままに感情を出すことができる人。上司が違うことを言っても、『これは違うと思います』と言えるので、そこは自分にも似ているところがあるから、ぶつけていけるものがあると思います。私はおしとやかな感じがないので(笑)、そこが木村(花代)さんとは違うと思います」と、キッパリと言い切るなど、“強さ”も見せた。

20120106ミュージカル「パルレ」野呂佳代
緊張しっぱなしだった野呂佳代

 さらに、「もちろん、ファンのみなさんと距離が近いというので、ファンとの掛け合いもある舞台なので、ファンあっての自分たちという『AKB48』の舞台と同じような感じはあります。そういうところがやりやすいと思いますね」と、『AKB48』と『SDN48』の6年間で、劇場というお客さんの反応がダイレクトに伝わるところで培ってきたのも利点だ。

 本番に強いタイプなのではと、話を振ってみると、「たぶん、たぶん…たぶんですけど、おそらく私はそうですね」と、遠慮がちながらも、どこか自信に満ちた表情で答える。

 しかし、すぐに、「木村さんとダブルキャストだから、木村さんがやってるいいところも取り入れなければならないと思います。いつもは集中力が全然ないんですけど、この稽古はずっと集中していられて、必死にできています」と、強い意志を感じる瞳を記者に向けて、しっかり前を向いて語る。

(後編に続く)

20120105舞台「パルレ」野呂佳代
この日しか見られないWキャストの競演
20120105舞台「パルレ」野呂佳代
ショータイムで大切に歌う野呂

20120105舞台「パルレ」野呂佳代
本番では堂々とできるように頑張りたい