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【インタビュー・前編】劇場をダンスフロアに変える舞台「バーン・ザ・フロア」ダンサー2人!日本人ファンの熱狂ぶりに仰天

【インタビュー・前編】劇場をダンスフロアに変える舞台「バーン・ザ・フロア」ダンサー2人!日本人ファンの熱狂ぶりに仰天
ダンサーのサント・コスタさん(左)とジェナ・グレンジャーさん(右)

 世界中のtheaterをexcitingなdance floorへと一変させる極上のダンスエンタテインメント、タマホームpresents『バーン・ザ・フロア Dance with You』がいよいよ5月2日の東京・東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11F)公演よりスタートする。18日まで大阪・名古屋など3都市で20公演が行われる。

 日本においても2002年以来、7度に渡る来日公演で、42万人以上もの観客が魅了してきた同舞台は、1997年、エルトン・ジョンの誕生日パーティで披露されたボールルームダンスによる20分間のパフォーマンスからヒントを得て生まれた。

 1999年のイギリスでの初演以来、北米、ヨーロッパ、オーストラリア、アジア、アフリカなど世界中の観客に熱狂的に迎えられ、世界中の観客を感動と興奮の渦に巻き込んできた。09年に満を持して進出したニューヨーク・ブロードウェイ公演では開幕後間もなく上演期間の延長が決まるほどの人気を博し、10 年、13 年にはロンドン・ウエストエンド公演での成功を収めた。

 そこで、2009年より「バーン・ザ・フロア・カンパニー」に参加し、カンパニーのムードメーカー的存在であるダンサーのサント・コスタさんとジェナ・グレンジャーさんに、同舞台の魅力や見どころ。さらに、12年の日本公演に続き2度目となるスペシャル・ゲストダンサーとして出演する、人気デュオ『タッキー&翼』で歌手・俳優として活躍する今井翼(32)のことなどを聞いた。

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【インタビュー・前編】劇場をダンスフロアに変える舞台「バーン・ザ・フロア」ダンサー2人!日本人ファンの熱狂ぶりに仰天

 記者 お2人は前回に引き続き2度目の日本公演となりますが、日本の印象についてお聞かせください。

 ジェナ 日本は大好きよ。特に、お寿司とショッピングがね。

 サント 日本の文化と食べ物が好きさ。特にお寿司が(笑)。日本人は素晴らしいよ。ていねいで親切だからね。他の国の人たちも学ぶところがあるよ。僕たちは日本語をほとんどしゃべれないのに、温かく迎えてくれるおもてなしの心をとても感じるので、それが素晴らしいと思うよ。そんな国は世界広しといえどもほとんどないと思っている。温かい気持ちが一番好きなところさ。

 記者 日本人はシャイで、時に感情を素直に出すのを苦手としているところがありますが、舞台上からご覧になってて、盛り上がり方に物足りなさとか感じますか?

 サント 100パーセント賭けてもいいけど、おとなしいことはないよ。むしろ、その逆さ。泣き出す人もいるぐらいだからね。ダンサーがポンと女の子の肩に触れたら気絶しそうになった人もいたよ。ビックリします。劇場の外でも(記録用の)ビデオを撮っていると、追っかけみたいについてきたりするし、楽屋口のところでも長蛇の列が出来ていて、「写真撮りたい」「サイン欲しい」と、スター並みの扱いを受けているよ。

 ジェナ まだ、舞台が暗転していて、私たちが見えないにもかかわらず、出てくることがすでに分かっているから、暗い間に名前を叫ばれるの。客席に降りて踊るシーンでは、つかまれたり、抱き付かれたり・・・(笑)。

 サント 僕たちは、いろいろな国に行って同じように、「うちの国ほどすごい反応をするところないでしょう」と、言われるんだけど、「いいえ違います。日本が一番すごい」といつも言うぐらいだから、日本のお客さんの反応というのは、他では考えられないほどすごいと思っていますよ。

【インタビュー・前編】劇場をダンスフロアに変える舞台「バーン・ザ・フロア」ダンサー2人!日本人ファンの熱狂ぶりに仰天
場面シーン

  「バーン・ザ・フロア」の魅力は世界トップクラスのダンサーたちが鍛え上げられた肉体から繰り出す圧巻のダンスパフォーマンス。ジャズやポップス、ロックなど多彩なジャンルの楽曲にのせて繰り広げる、ワルツ、ルンバ、チャチャ、サンバ、ジャイブ、クイックステップやリンディホップ・・・カップルダンスの魅力をたっぷりと詰め込んだステージはまさに“ダンスのフルコース”だ。
  ステージから次々と押し寄せる熱気と興奮が会場全体を包み込み、観客はいつの間にか手拍子をし、ステップを踏み、客席から立ち上がり、踊りださずにいられなくなる。ステージと客席が一体となる「バーン・ザ・フロア」はそんな元気になれるステージです。

 記者 そこまで、観客を魅了する「バーン・ザ・フロア」の魅力とは何ですか?

 サント ダンサー同士の間で作り出される“化学反応(ケミストリー)”は他のダンスカンパニーにはない特徴的なところさ。一対一だけではなく、グループでも踊る。それぞれの化学反応が起きて、そういう中で結束が固まってきているのをお客様も感じる。舞台の上でダンスに対する情熱、エネルギーをめいっぱい表現していることが、特別かつユニークな存在にしている。声高に言葉を発することなく、ダンスで人間同士の“化学反応”を示しているところが魅力だと思うよ。それと、今の時代ではどんどん消えつつある、お互いに尊敬し合い、愛し合うという根源的な男女の関係を見せているのが、我々のダンスだと思うよ。お互いのダンスパートナー同士が愛を表現しているんだよ。それを見る側も感じるのが大きな魅力だと思うよ。

 (「【インタビュー・後篇】劇場をダンスフロアに変える舞台「バーン・ザ・フロア」ダンサー2人!今井翼のダンスと才能を絶賛」に続く)

 

【インタビュー・前編】劇場をダンスフロアに変える舞台「バーン・ザ・フロア」ダンサー2人!日本人ファンの熱狂ぶりに仰天


【インタビュー・前編】劇場をダンスフロアに変える舞台「バーン・ザ・フロア」ダンサー2人!日本人ファンの熱狂ぶりに仰天


【インタビュー・前編】劇場をダンスフロアに変える舞台「バーン・ザ・フロア」ダンサー2人!日本人ファンの熱狂ぶりに仰天
ダンサーのサント・コスタさん
【インタビュー・前編】劇場をダンスフロアに変える舞台「バーン・ザ・フロア」ダンサー2人!日本人ファンの熱狂ぶりに仰天
ダンサーのジェナ・グレンジャーさん
【インタビュー・前編】劇場をダンスフロアに変える舞台「バーン・ザ・フロア」ダンサー2人!日本人ファンの熱狂ぶりに仰天
アクロバットポーズで決めるサント・コスタさん(左)とジェナ・グレンジャーさん(右)
【インタビュー・前編】劇場をダンスフロアに変える舞台「バーン・ザ・フロア」ダンサー2人!日本人ファンの熱狂ぶりに仰天
場面シーン


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