アイドルグループ『AKB48』の“ゆうこ”大島優子（25、チームK）が23日、千葉・幕張メッセで『大島優子感謝祭』を開催しミニライブや握手会などでファンと触れ合った。
先日、6月2日に卒業することを発表した大島によるファンへの感謝の気持ちを表したイベントで、抽選で選ばれた約6000人が詰めかけるなかでのものとなり、大島は「きょうという日を、私はとても心待ちにしていました。みなさんと会える機会はもうだんだん減ってきてはいますけれど、きょうがすてきな1日になるように一生懸命務めたいと思いますし、みなさんも一緒の空間を楽しんでください」と、ごあいさつ。
ミニライブでは、『ヘビーローテーション』をはじめ、『To Be continued.』『ここにいたこと』、さらにスタッフで結成したバンドをバックに新曲『前しか向かねえ』の全4曲を熱唱。
とくに『ヘビーローテーション』をソロで初めて歌ったことに、大島は感慨深げで、「この先、人前でステージに立って歌うことがなくなるんだなあと思うと『寂しいな』と思ったんですけれど、最後は出し惜しみせずに、とにかく全部出し切って楽しもうと思って歌ったのですごく気持ちよかったです。私がセンターで歌わせていただいた初めての曲ですが、やっぱりあの曲はみんなで歌わないと成り立たない曲だなと思いました」と、コメント。
さらに、同ホールの周囲を囲むようにして『大島優子ミュージアム』なるものが公開。大島の2006年から2014年の8年間にわたるAKB48での歴史を振り返る衣装115着、私物のスニーカー40足、年表、写真パネル、生写真480枚、レコード大賞の盾などが展示されている数々のコーナーを自身でも回り、笑顔を見せながら見学。その中での思い出の衣装を問われると、「1つ1つ思いを込めて作ってくださっているので選べないですね」とのコメントも。
そして、大島は「私1人でこんな大きな会場で感謝祭イベントをやらせていいのかなと思いました。でも、AKB48を8年間やってきた終止符としては、本当にありがたいことですね。このミュージアムを見ながら1つ1つの思い出が蘇ってきました。8年間を無駄に過ごさず、毎日、一生懸命やってきてよかったなと思いました。振り返って悔いはないですし、私はこんなにAKB48をやり尽くしたんだと思いました」と、しみじみと振り返り、その後、約6000人のファン1人1人と握手を交わすこととなった。
本感謝祭は、5月5日に大阪でも開催される。
