『大西亜玖璃 2nd LIVE ~Meet a DATE~』5月18日に行われた熱狂の夜公演の模様【ライブレポート】

『大西亜玖璃 2nd LIVE ~Meet a DATE~』5月18日に行われた熱狂の夜公演の模様【ライブレポート】

『大西亜玖璃 2nd LIVE ~Meet a DATE~』5月18日に行われた熱狂の夜公演の模様【ライブレポート】

 声優・大西亜玖璃が5月18日に神奈川・横浜ランドマークホールで『大西亜玖璃 2nd LIVE ~Meet a DATE~』開催。昼・夜公演共にソールドアウトとなった2ndライブ。熱狂の夜公演の模様をオフィシャルライブレポートでお届けする。

 『大西亜玖璃 2nd LIVE ~Meet a DATE~』のコンセプトは、ライブのタイトル通り、あぐぽん(=大西亜玖璃)とのデートを楽しむ、というもの。ライブのセットリストだけでなく、オリジナルのナレーション、さらには衣装もデートをベースに考えられていて、かなりコンセプチュアルなライブとなった。

 ステージセットの一部があぐぽんの部屋になっていて、ベッドと洋服がかかったハンガーラック、ベッドの上には大きなクマのぬいぐるみが置かれている。開演時間になると、オルゴールの音色とあぐぽんによるナレーションが聞こえてくる。内容は、デート前日の楽しみな気持ちを語っていくというもので、最後は、2回目の横浜デートを楽しみにしたまま、すやすやと眠りについてしまった……。

 目が覚めて、ベッドから起き上がる演出のあと、オープニングナンバー「曖昧ガール」のイントロが流れると、客席の扉から、かわいいピンクのパジャマ風衣装をまとったあぐぽんが登場! いきなりのサプライズに会場が大きくどよめいたが、そんな観客のすぐ近くを、あぐぽんは手を振りながら歩き、歌っていく。2コーラス目からはステージ上でパフォーマンス。息の合ったコールも起こり、会場のテンションはさらに上がっていった。イントロから気分が上がる「恋よりずっとOnly you」では、ベッドに座りながら歌ったり、クマのぬいぐるみに抱きついてみたり、服を選んでみたり……あぐぽんの一挙手一投足に、その都度リアクションをしていくファンが、とても頼もしかった。

『大西亜玖璃 2nd LIVE ~Meet a DATE~』5月18日に行われた熱狂の夜公演の模様【ライブレポート】

 最新シングル「曖昧ガール」の2曲をいきなり披露すると、続く〈君へのこの想いは何色なんだろう〉と歌う「初恋カラーズ」でも、みんなで一緒に盛り上がる。それにしても、あぐぽんファンの熱量と声の音量は尋常ではない。

 歌い終わると再びナレーションへ。デートの服に着替え、“君”がどんな反応をするかを妄想するあぐぽん。今日はいつもと違ってかわいいと言う“君”………ということは、いつもの私はかわいくないってこと?と、変な方向に妄想が膨らみ、「いつものわたし、どうですかー?」と突然コーレスに突入! もちろんファンは「かわいいよー」と全力で叫ぶのだが、それを何度も叫ばせるのが、あぐぽんスタイル。ファンも喜んでどんどん大きくなる声で何度もかわいいと叫んでいた。

 その熱気のまま、デビュー曲「本日は晴天なり」へ。白と水色の衣装にチェンジしたあぐぽんが、恋する乙女の気持ちを、切なさも込めて歌っていく。続けて「指先ハート」は、指先でハートを作るかわいい振り付けと共に披露。2曲続けて、君への“大好き”の気持ちを歌って盛り上がりまくると、再びナレーションへ。

『大西亜玖璃 2nd LIVE ~Meet a DATE~』5月18日に行われた熱狂の夜公演の模様【ライブレポート】

 今度は待ち合わせ場所へ向かう電車の中で、これまでの“君”との思い出を振り返っていく。ここは、ライブなどでのファンとの実際の思い出を入れ込んでいたので、会場からは笑いが起こっていたし、よりあぐぽんとデートをしている感覚が強まっていたような気もした。

 切ないラブソング「夏夢花火」を、ステージ上にあるベンチに座りながら、思い出の写真が背景のスクリーンに映し出される演出と共に心を込めて歌うと、観客も着席して歌に聴き入っていた。そして「花の青空」「結んで、ひらいて」で、再び立ち上がって盛り上がっていく。さらに、グルーヴィな「恋の視線」では、クラップをしながら楽しんでいた。

『大西亜玖璃 2nd LIVE ~Meet a DATE~』5月18日に行われた熱狂の夜公演の模様【ライブレポート】

 「夏夢花火」は、両片思いだったけど、好きと言えなかったあの頃を花火を見ながら思い出す歌だが、「結んで、ひらいて」は、〈未来も ずっと笑おう〉と歌う曲。この曲の間奏前に、「だって、大好きなんだもん」というセリフを付け加えていたが、ナレーションやさまざまな演出を加えることによって、これまでリリースしてきた曲たちが、違って聴こえたり、新たな魅力を放っていたのが素晴らしかった。

 「恋の視線」後、最後のナレーションは、待ち合わせ場所で、これから始まる遊園地デートを想像するというもの。そして、今度は自分と同じようにドキドキしている女の子に、勇気を送ってあげるんだと決意して、彼女の“ココロの中の日記”は、締めくくられる。

 そして、衣装をチェンジしたあぐぽんが登場! 歌ったのは切ないロックチューン「夢で逢えなくても」。この曲は、ライブで成長し、今ではファンとの気持ちを確かめ合う曲になってきている気がする。ものすごく長い間奏で、全力の声を振り絞るファン。疲れて声が小さくなりそうなところで、ファンを鼓舞すべく「もっとだ!」と煽るあぐぽん。この両者の信頼関係、絆が熱いのだ。そして、ラストのあぐぽんの叫びパートでは、「ロックンロール」とみんなで声を重ね、ひとつになる。

『大西亜玖璃 2nd LIVE ~Meet a DATE~』5月18日に行われた熱狂の夜公演の模様【ライブレポート】

 ここで、『~Meet a DATE~』の世界を展開してきてあぐぽんの初めてのMC。イヤモニをしていても関係ないほど、みんなの声が大きかったと、今回のライブの感想を語り、「最後まで盛り上がれますよね?」と伝えて、本編ラストは「Love・Me・Do」で、ときめく心の素晴らしさを歌って、ハッピーに終えた。

 大きな声に応えてのアンコールは、美しいイントロのピアノから、最初のサビをしっとりと歌うライブオリジナルバージョンの「ジェリーフィッシュな君へ」。俊龍自らが新たにアレンジをしたイントロは本当に素晴らしかった。そこから通常のAメロに戻りあぐぽんが登場すると、この日一番の盛り上がりを見せる。大音量のコール、クラップ……みんなも最後の力を振り絞って楽しんでいたし、やはり俊龍ソングはライブ映えが物凄いと再確認することとなった。さらに「Elder flower」は、ファンに手を振りながらも、激しく歌っていく。

 最後のMCでは、この日着た4つの衣装のどれが好きだったかをアンケートを取ったり、ファンとのやり取りを楽しむ。そしてアンコール最後に、デビュー曲のカップリング「Ready to fly」を、かわいい振り付けとともに歌い、笑顔でライブを終えた……のだが、大きな拍手に応えダブルアンコールも実施! 昼・夜公演で、この曲を歌えば、これまでリリースしたすべての曲を歌ったことになります!と伝えて、みんなで大きなタイトルコールをすると、一度聴いたらクセになる最高のイントロから、「はじまるウェルカム」を最高の笑顔で歌い、2ndライブを大成功で終えた。

『大西亜玖璃 2nd LIVE ~Meet a DATE~』5月18日に行われた熱狂の夜公演の模様【ライブレポート】

 8月10日には、山野ホールで『大西亜玖璃ファンミーティング(仮)』の開催も決定!

 

『大西亜玖璃 2nd LIVE ~Meet a DATE~』5月18日に行われた熱狂の夜公演の模様【ライブレポート】『大西亜玖璃 2nd LIVE ~Meet a DATE~』5月18日に行われた熱狂の夜公演の模様【ライブレポート】『大西亜玖璃 2nd LIVE ~Meet a DATE~』5月18日に行われた熱狂の夜公演の模様【ライブレポート】『大西亜玖璃 2nd LIVE ~Meet a DATE~』5月18日に行われた熱狂の夜公演の模様【ライブレポート】


広告